Home » VARK社 VRデバイス「Oculus Go」を学生対象に無料配布


Oculus Go 2020.08.20

VARK社 VRデバイス「Oculus Go」を学生対象に無料配布

VRライブプラットフォームVARKを運営する株式会社VARKが、VRデバイス「Oculus Go」を学生に無料配布すると発表しました。

Oculus Goは、3DoFトラッキング・スタンドアローン型のVRヘッドセットです。従来のVRデバイスより格安で、VARKを含めたさまざまなアプリが配信されましたが、フェイスブック社が新型機へ注力のため販売の終了を発表。アプリのサポートも終了していくことになり、VARKでもOculus Goのサポートを発表しました。

今回VARKでOculus Goを配布するに至った理由は、創業期にOculusGoを企業から借りた恩を、新しい世代へ“恩送り”をするためとしています。VARKではこれまで学生たちへのVR機器の貸し出しやイベントの協力を行っており、もっと多くの若い世代の方々がVR業界に関わることで、業界をより大きく活気のあるものにするために、今回の無料配布を決めたそうです。

VARK社代表の加藤卓也氏は、自身のnoteにてVARK社とOculus Goとのこれまでの関わりを公開。旧社名ActEvolveの頃、VRのライブサービスを実現のため、68台のOculusGoを借りて100台以上で配信テストを行ったことや、バーチャルシンガーYuNiさんのクリスマスライブの話題などを振り返っています。合わせて、VARK社の採用募集も行っています。

過去には株式会社エクシヴィ代表の近藤義仁(GOROman)氏が学生にOculus Go100台を配るプロジェクトを行っており、VR事業関連担当者の若い世代への関心度は高いといえます。

Oculus Go配布の応募詳細はこちら。
加藤卓也氏 note

(参考)株式会社VARK プレスリリース加藤卓也氏 note


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード