VRライブプラットフォーム「VARK」を運営する株式会社VARKが、VRデバイス「Oculus Go」を学生に無料配布すると発表しました。
Oculus Goは、3DoFトラッキング・スタンドアローン型のVRヘッドセットです。従来のVRデバイスより格安で、VARKを含めたさまざまなアプリが配信されましたが、フェイスブック社が新型機へ注力のため販売の終了を発表。アプリのサポートも終了していくことになり、VARKでもOculus Goのサポートを発表しました。
今回VARKでOculus Goを配布するに至った理由は、創業期にOculusGoを企業から借りた恩を、新しい世代へ“恩送り”をするためとしています。VARKではこれまで学生たちへのVR機器の貸し出しやイベントの協力を行っており、もっと多くの若い世代の方々がVR業界に関わることで、業界をより大きく活気のあるものにするために、今回の無料配布を決めたそうです。
【超絶拡散希望】
僕たちのOculusGoのあたらしい活躍先募集!!学生さんに無料プレゼントします。数が40台しかないのでお早めに!!
まだVR体験したことなかったり、開発機材が足りなかったり、自分でサークル立ち上げようだったり、色々使ってほしいです!https://t.co/mdOr1V8HVY
— 加藤卓也🌤️バーチャルライブ制作プラットフォーム (@kato_vark) August 20, 2020
VARK社代表の加藤卓也氏は、自身のnoteにてVARK社とOculus Goとのこれまでの関わりを公開。旧社名ActEvolveの頃、VRのライブサービスを実現のため、68台のOculusGoを借りて100台以上で配信テストを行ったことや、バーチャルシンガーYuNiさんのクリスマスライブの話題などを振り返っています。合わせて、VARK社の採用募集も行っています。
過去には株式会社エクシヴィ代表の近藤義仁(GOROman)氏が学生にOculus Go100台を配るプロジェクトを行っており、VR事業関連担当者の若い世代への関心度は高いといえます。
Oculus Go配布の応募詳細はこちら。
・加藤卓也氏 note