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Oculus Go 2018.11.25

【比較】Oculus Goを持ち運ぶには?公式ケース vs Amazonで買えるケース

一体型VRヘッドセットOculus Goは2018年5月に発売されました。2万円台という低価格ながら、スマートフォンやPCを使わずに気軽にVRが体験できるため、ユーザーが広がっています。

被ってからすぐにVRが体験できる(スリープの場合)という手軽さから、持ち歩きたくなるデバイスです。しかし、購入時はケースなどは付属しません。レンズの部分を保護することも難しく、コントローラーも合わせて持ち歩くとなるとそのままカバンに入れるのはためらわれます。

Oculus Goの発売から半年が経ってようやく公式のキャリングケースが発売されました。

価格は4,000円(税込、送料込)とやや高めの印象ですが、使い勝手はどうなのでしょうか。すでにサードパーティからもAmazon等でケースが販売されており、既成品の化粧ポーチを使うなどの工夫もされています。

Mogura VR編集部ではレビューをして、サードパーティ製のケースと比較してみました。

ジャストフィットのサイズ感

Oculus公式のケースは、ダンボールを開封すると、ビニール袋に本体が入っているという簡易な包装で到着。キャリングケースの外見は黒1色でデザインは非常にシンプルです。


(正面にはOculusのロゴがさりげなく刻まれている。)

ヘッドセットとコントローラーを入れるだけということもあり、中もシンプルです。


(空洞の部分にヘッドセットを入れ、手前の取っ手を持ち上げるとコントローラーを収納できます。)

やはり特筆すべきはそのサイズ感です。公式ケースということもあり、フィット感は抜群。遊びがあったり、ゴムバンドをはずして収納しなければいけなかったりすることもありますが、公式キャリングケースでは、左右のヘッドバンドのプラスチック部分が無理なく寸分違わず収まりました。

まさにOculusによるOculus Goのために作られたケースということでしょう。コントローラーも見事に収まります。

並べてみた時のサイズ感もOculus Go本体より幅・奥行き・高さいずれも一回り大きいかなというくらい。筆者が常用している通常サイズのバックパックにもすっぽりと入りました。

サードパーティ製のケースと比べると…

さて、ここまでレビューしてみて気になるのは既成品との違いです。Amazonなどで「Oculus Go ケース」と検索するとズラリ。多くの製品が並んでいます。

今回は比較として、Amazonで「Oculus Go VR用保護ケース」として販売されている最もオーソドックスなものを比較対象として選びました。記事執筆時点では1,899円(税込)と公式ケースの半額程度で販売されています。

ケースの構造としてはコントローラーを収納するポケットがコントローラーを差し込む形になっています。正面から見るとやや横長になり、ケースの高さは幾分高くなっています。

肝心の収納具合に関しては、公式ケースとは異なるもののスッポリと入りなおかつ固定されます。フィット感は問題なし、コントローラーとゴム製のヘッドバンドがあたってしまうため少し脇に退ける必要がありました。

持ち手に関しても、公式ケースではストラップでしたが、こちらのケースは手で持てるようになっています。

筆者が至った結論としては、収納という面では半額程度のサードパーティのケースでも十分機能を果たせるということ。公式ケースは、Oculusのロゴや真っ黒でスタイリッシュな形状など外見にこだわる方、公式だからこその安心感などを求める方向けと言えそうです。


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