Netflixは、映画やドラマ、アニメを始め、「ストレンジャーシングス」、「オルタード・カーボン」、「デビルマン crybaby」といったオリジナル作品も多く配信している動画ストリーミングサービスです。2018年5月現在、会員数は全世界1.1億人以上にのぼります。
PC、スマートフォン、タブレットのみならず各種スマートTV向けにもアプリを配信しており、Apple TV、Amazon Fire TVなどあらゆる画面で映像を楽しむことができます。
「もし映画やドラマをベッドに寝転びながら映画館のような大画面で見ることができたら」という思いを叶えてくれるのがVRでの視聴です。
本記事では、PCやスマートフォンを使わない一体型のVRヘッドセットOculus Goを使い、快適に寝転びながらNetflixを大画面で楽しむ方法を紹介します。
Oculus GoとNetflixがなぜ相性がいいのか
NetflixのVRアプリは、PlayStation VRやGear VR、Mirage Soloなど様々なデバイスに向けて配信されています。しかし、Oculus Goが向いているのには以下の3点の理由があります。
80インチ相当以上のシアター画面で映画やドラマを観ることができる
NetflixのVRアプリで共通の特長です。画面サイズは自由に変更でき、最大視界の両脇が見えなくなるほどの大きさにすることもできます。
寝転びながら観ることができる
多くのVRヘッドセットがNetflixに対応していますが、Oculus Goはヘッドバンドがゴム製で寝転んでも当たりません。ケーブルもありません。
起動速度が早く手軽に使える
VRながら使い勝手が非常によく、スマホアプリを起動するのと変わらない速度で装着してからアプリを立ち上げることができます。スピーカーが内蔵されているため、ヘッドホンやイヤホンは不要です(音漏れに注意)。
そして何より、Oculus Goはコストパフォーマンスが良い点も特長的。それなりの品質の映像クオリティながら、23,800円(税込、送料込)から、という価格です。Oculusの公式サイトで購入が可能です。
寝転がってNetflixを見る方法
寝転がってNetflixを見る方法ですが、設定が必要なので説明していきます。アプリ内のスクリーンショットが撮影不可となっているので文字だけの説明になります。
視聴にあたっては、Netflixのアカウントが必要となります。「Netflix VR」はOculus Goの「ストア」より無料でダウンロードできます。
1.「Netflix VR」をダウンロードし、起動する(ログインは初回のみ)。
2.アプリ起動時はリビングルームのソファにいる視聴環境でスタート。目の前のスクリーン左上にある「Void Theater」にポインターを合わせて選択(トリガーを引く)。「Void Theater」は周りに何もない視聴環境です。
3.スクリーン上部に並んでいるアイコンのうち、一番右の「スクリーンの移動」を選択
4.スクリーンが頭の動きに追随するようになるので、寝転んで位置を定めます。
5.トリガーを引いて固定
これで天井部にスクリーンの固定が完了します。スクリーン上部の右から2番めのアイコンでスクリーンの大きさを調整することができます。選択後、コントローラーのタッチパッドをスワイプしてちょうどいい大きさを決めると良いでしょう。
なお、視聴中は徐々にスクリーンの角度がずれてくることがあります。その際は「スクリーンの移動」で固定し直します。
そのほか、Oculus Goについての特集記事はこちらです