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活用事例 2024.05.23

三井不動産、モデルルーム案内にMR技術を採用。現実とバーチャルの組み合わせで、より分かりやすく

2024年5月9日、三井不動産レジデンシャル株式会社は、MR(Mixed Reality / 複合現実)技術を用いたモデルルームの案内サービスを開始しました。現実空間上に、家具の3Dモデルや間取りをリアルタイムで表示し、より具体的かつ直感的な部屋選びが可能になります。本サービスは「三井のすまい 池袋サロン」に導入されます。


(左が3面LEDモデルルーム、右がそこにMR技術で3Dモデルを表示した状態。三井不動産レジデンシャルは、第一弾として「パークホームズ上板橋」プロジェクトから本サービスを導入。将来的には他の物件にも展開する予定だという。 画像: 三井不動産)

3面LEDのモデルルーム、MR技術を組み合わせて直感的に

三井不動産レジデンシャルは、すでに一部モデルルームで3面LEDビジョンを使用した「バーチャルモデルルーム」を提供しています。このバーチャルモデルルームでは、顧客が2次元の画面上でプランを確認していました。今回のMR技術の導入により、実際に部屋の広さや家具の配置を体感しながら、より直感的に住まいを選ぶことが可能になります。


(MR技術を使い、現実空間に家具の3Dモデルを配置することで、より直感的なプランニングが可能になる。なお、3Dモデルを現実空間上に投影する技術は、パナソニック システムデザイン株式会社が制作に協力した。 画像: 三井不動産)

現在は3種類のVRモデルルームに対応していますが、将来的には全ての間取りタイプへの対応、顧客自身が家具の3Dモデルを配置・移動させる機能なども想定しています。


(三井不動産はMetaのVR/MRヘッドセット「Meta Quest 3」を採用。その場ですぐ装着・取り外しができるように、手で持つタイプのアタッチメントも。画像: 三井不動産)

(参考)三井不動産


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