Home » 日本MS、Windows MRパートナーに新規3社参画 MR活用のソリューション推進


活用事例 2018.01.18

日本MS、Windows MRパートナーに新規3社参画 MR活用のソリューション推進

日本マイクロソフトは、2017年10月より同社が展開する「Mixed Reality(複合現実)パートナープログラム」において、新たに3社が認定パートナーに加わったことを明らかにしました。

Mixed Reality パートナープログラムは、パートナー企業が法人顧客に対してMRデバイス「HoloLens」 や 「Windows Mixed Reality(Windows MR)対応デバイスを用いたソリューション提供を行えるようになることを目的としています。

今回発表された認定パートナーは、「株式会社インフォマティクス」、「KPMG コンサルティング株式会社」、「株式会社南国ソフト」の3社です。

2017年11月8日には「株式会社博報堂プロダクツ」「株式会社ハニカムラボ」「株式会社ホロラボ」の3社。2017年9月1日には「株式会社博報堂」「株式会社wise」「株式会社ネクストスケープ」の3社がプログラムに加わっています。

株式会社インフォマティクス

インフォマティクスは、設計図面を実寸サイズのホログラムを目の前に投影するHoloLens対応アプリ『GyroEye Holo』を開発しています。また、株式会社鴻池組、東急建設株式会社、株式会社ヤマトなど、建設・インフラ関連企業と共に実証実験に取り組んでいます。

東急建設との実証実験では、都内某オフィスビルにおける、完成後の建物での設備メンテナンスにおいてHoloLensの活用検討を行っています。ユーザーは、天井裏を透視するかのように、3Dモデルのエアコンなどの機器を確認することがでます。また、機器に近づくことで属性情報を表示したり、検査内容を画像とともに記録したりといった検査・メンテナンス業務の効率化が可能となるとのことです。

KPMG コンサルティング株式会社

KPMG コンサルティングは、HoloLensを活用した製造業向けのアドバイザリーサービス「Microsoft HoloLens導入支援サービス」を提供しています。このサービスは、クラウドサービスのMicrosoft Azureと連携させることで、企業における情報活用改革を目指すとのこと。

企業の製造現場と本社など、異なる複数拠点でHoloLensを装着した意思決定者がクラウド環境で繋がることで、現場で起きている課題をリアルタイムに共有し、迅速な意思決定を行うことが可能になります。

株式会社南国ソフト

南国ソフトは、製造業や、建設・不動産業、通信業界の企業を中心に、各種のHoloLens導入検討や実証実験を行っています。また、法人顧客向けに、屋外への機器の設置のシミュレーションを行うソリューションを開発・提供しています。

また、2017年1月に開催したイベント「Microsoft Tech Summit 2017」の基調講演で実施したHoloLensのオンステージデモの技術支援も行っています。デモの様子はこちらより(42:47頃)。

本パートナープログラムに関する詳細、プログラムへの参画はこちらより。(英語)
パートナープログラムへの応募はこちらより(日本語で応募可能)。

(参考)
Microsoft Windows Blogs
https://blogs.windows.com/japan/2018/01/18/microsoft-mixed-reality-partnerprogram201801/#wtBBClUU4Yl7jKYx.97


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード