AR/VR業界のみならず、さまざまな業界を巻き込んで話題の「メタバース(metaverse)」。「メタバース通信」では、メタバースに関する世界中の最新情報をキャッチアップ。人々の新たなコミュニケーションや経済の場になるであろうメタバースを形作る、さまざまな情報をコンパクトにまとめてお伝えします。
目次(vol.15)
1. NFTアバター開発スタートアップ、シードラウンドで350万ドル調達
2. メタバース構築サービス「PureWebReality」が発表
3. AI搭載のインタラクティブNFTコレクションがオークションに
NFTアバター開発スタートアップ、シードラウンドで350万ドル調達
NFTアバターを使った分散型ソーシャルプラットフォーム「MYTY」を開発するOFF Liveが、シードラウンドで350万ドル(約4億円)の資金調達を実施しました。MYTYはユーザーがカスタムアバターを作成し、ZoomやYoutube、Twitchなどさまざまなメディアで使えるようにするサービス。同サービスで作成したアバターはNFT化されるため、ユーザーは唯一無二のアバターを所有することができます。
(参考)BeyondGames.biz
メタバース構築サービス「PureWebReality」が発表
クラウドストリーミング事業を手がける米企業PureWebは12月6日、メタバース構築サービス「PureWebReality」を発表しました。同サービスではメタバース空間をクラウド側でレンダリングし、ストリーミング配信することで、サーバー利用料やトラフィック予測のコストを減らせるとしています。なお、PureWebRealityのメタバース空間はUnreal EngineやUnityで制作可能。同社ではSDKやプラグインも提供します。
(参考)PureWeb、CISION PR Newswire
AI搭載のインタラクティブNFTコレクションがオークションに
香港のロボティクス企業HANSON ROBOTICSが開発するAIロボット「ソフィア」をモチーフにしたNFTコレクションが、NFTマーケットBinance NFTで12月16日からオークション出品されます。同NFTコレクションを手がけるbeingAIによれば、Sophia beingAIと名付けられたこのNFTコレクションは、AIを搭載したインタラクティブなNFTアイテムとのこと。なお、このSophia beingAIはAlethea AIが開発するメタバース「Noah’s Ark」内に登場させることができるとしています。
(参考)beingAI