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業界動向 2022.10.13

Metaが「Meta Horizon Workrooms」の大規模アップデートを予告。“新しい働き方”提案

Metaは10月12日、年次開発者会議Meta Connnectにて、“働き方”に関連する各種ソフトウェアのアップデート計画を発表しました。本アップデートにより、「Meta Horizon Workrooms(以下、Workrooms)」内の1人用作業空間への大型・複数枚モニター設置や、Workroomsミーティングへ「Zoom」を使用しての参加が可能になります。
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「Meta Horizon Workrooms」大規模アップデート予告機能まとめ

Metaは、VRミーティングサービスである「Meta Horizon Workrooms」の大規模なアップデートを予告しました。アップデートは今後数ヶ月をかけて行われるとのことです。現時点で明らかになっている主な内容は以下の通り。

大型モニターを3台設置可能

1人で作業するためのWorkroomsスペースにおいて、ユーザーは最大3台の大型モニターをデスクに設置し作業スペースを好きなように設定可能となります。なお、この作業スペースには外出先からもリモートでアクセスでき、Metaは「最終的には、ヘッドセットだけがモニターになる」とコメントしています。

ブレイクアウトルーム機能・3Dコンテンツ共有機能を追加

Workroomsは、ブレイクアウトグループ機能を追加予定です。本機能によって、同じルームにいながら少人数での会話が可能。あわせて立体コンテンツを扱うデザイナーや建築家等向けに、3Dモデルを複数人でレビューする機能も開発中とのこと。


(「ブレイクアウトグループ機能」のイメージ画像。提供:Meta)

「Zoom」でWorkroomsにアクセス可能

Metaは加えて、2023年の早い時期に、オンラインミーティングツール「Zoom」を使ってWorkroomsミーティングへ参加できるようになる、とも発表しました。

このアップデートは、新プロジェクト「Magic Room」の一環として行われるものです。同社は「Magic Room」をVRと従来のプラットフォームとの垣根を低くするための取り組みである、と説明しています。将来的には「Meta Quest Pro」を含むVRヘッドセットやスマートフォン等、様々なデバイスからアクセスできる会議プラットフォームの構築を目指しており、同社の「Meta Portal」や「Workplace」との連携も計画している、とのことです。


(「Magic Roomsが叶える分散型ワークの未来」のイメージ画像。提供:Meta)

「Meta Quest Pro」を使うとWorkroomsがより使いやすく

Metaが同日に発表した最新VRヘッドセット「Meta Quest Pro」をWorkroomsで使用すると、よりバーチャル空間内のホワイトボードの操作性が向上する、とのこと。Workrooms内に設置されたホワイトボードを従来よりも正確に操作できるようになり、付箋をつけて議論する事も可能になるようです。同社は「Meta Quest Pro」搭載のトラッキング機能によって、「『自然な表情』でミーティング中のアイコンタクトやリッチなコミュニケーションができる」と自信を見せています。

マイクロソフトとの提携により、多様なアプリの連携が可能に

Meta Connnectの基調講演では、MetaとMicrosoftの提携が発表されました。本提携により、Meta Questで「Microsoft Teams」の没入型ミーティングが体験できるようになる等、両社のアプリケーションの高い互換性の実現が強調されています。

(参考)Oculus Blog


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