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業界動向 2023.01.16

メガネ型​​VRヘッドセット「MeganeX」の当初予定価格と販売価格に大きな差、基幹部品価格が見積もり当初の10倍に

1月12日、株式会社Shiftallはメガネ型VRヘッドセットMeganeXの販売価格について、公式Twitterで言及しました。2022年の発表当初は10万円未満を予定していたものの、2023年1月に発表された販売価格は税込249,900円。この大幅な価格変化について、同社は「基幹部品価格が、当初の見積金額の10倍に跳ね上がってしまった」と説明しています。


(画像:Shiftall

公式サイトにて2022年春に販売

Shiftallはパナソニックの子会社として2018年に設立。モーション・トラッキングデバイス「HaritoraX」等の製品で知られています。

「MeganeX」は、2022年1月開催のCES 2022にて発表。当初は2022年内の販売を目指していましたが、新型コロナウィルスや半導体不足の影響により延期。2023年1月に、「Shiftallの公式サイトにて、2023年3月から4月に発売予定」であることが明らかにされました。


(発表時点の「MeganeX」外観。 画像:Shiftall

基幹部品が値上がり、やむなく高額に?

発売時期発表後、追って「MeganeX」の希望小売価格が明らかになり、Shiftallは公式Twitterにて、販売価格設定についての経緯を説明。基幹部品の10倍の値上がりによって、残念ながら想定よりも高額な価格となったことを伝えています。

なお、「MeganeX」は米KopinのマイクロOLEDディスプレイを採用していますが、Kopinは2023年1月にマイクロOLED部門のスピンアウトを発表。人員削減が行われています。

(参考)TwitterShiftall


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