MRデバイスを開発中のMagic Leap社は、西部時間7月11日午前11時(日本時間12日午前3時)に、ライブストリーミングサービスTwitchにて生放送を行うことを発表しました。この放送ではMRデバイス「Magic Leap One」に“会える”と発表されており、今度こそデバイスの詳細が明らかになるかもしれません。
“巨額の調達を繰り返す謎の企業”Magic Leap
Magic Leapは米・フロリダに本拠地を構え、現実にデジタルな情報や3Dモデルをまるで現実にあるかのように見せるMR(複合現実)デバイスを開発中です。同社は累計23億ドル以上を調達し、世界中から注目を集めてきました。
また情報をほとんど表に出さないことで知られていましたが、2017年末にはようやくMagic Leap Oneという名称とデバイスの外見を、そして2018年3月のGDCでは開発用のSDKを公開しました。2018年中の出荷に向けて、準備を進めていることがうかがわれます。
期待外れに終わった前回の放送、次はスペック公開か
同社は6月上旬にもMagic Leap Oneに関する生放送を行いました。しかし、この生放送で公開されたのは、操作ボタンの動作やデバイスの装着方法といった簡単な内容のみ。製品デモやリリーススケジュール、詳細スペックについての言及はなく、固唾をのんで見守った視聴者を大いに落胆させました。
次回はTwitchでの生放送にてMagic Leap Oneが登場すると公表したものの、内容は明らかにせず。スペックが公開されるのか、デモが行われるのか、といったことについては明言を避けています。
大きな期待は禁物ですが、同社は生放送に関し“いくつか”スペックを公開するとツイッターで発表。開発者向けサンプルのデモも公開するとしています。
On our next episode of #magicleaplive, we’ll dive into some Magic Leap One specs and share a demo of an upcoming developer sample. Meet us July 11 at 2pm ET. https://t.co/j8pFLqZkes pic.twitter.com/F2O4vc9YT9
— Magic Leap (@magicleap) 2018年7月5日
依然としてハードウェアの詳細や出荷情報は不明点が多く残るMagic Leap One。気になる放送は、以下のリンクから視聴可能です。
(参考)Road to VR
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