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業界動向 2021.04.26

VRを使ってうつ病をデジタル治療 帝人ファーマら

VR開発を行う株式会社ジョリーグッドと帝人ファーマ株式会社は業務提携を発表しました。VRを活用したうつ病向けのデジタル治療を共同開発します。

両社はVR活用のうつ病向けデジタル治療の薬事承認を目指し、システムやコンテンツ開発や治験を共同で推進していきます。

ジョリーグッドは、手術を術者目線で体験できる医療教育プラットフォーム「オペクラウドVR」をはじめ、発達障害向けソーシャルスキルトレーニングVR「emou」、介護研修VR「ケアブル」を開発・提供しています。一方、帝人ファーマは、帝人グループのヘルスケア事業を担っており、医療薬品事業や在宅医療事業などを展開しています。

今回の提携は、ジョリーグッドのVR技術と帝人ファーマが持つ知見や技術を組み合わせることにより、医療従事者をサポートし、患者のQOL(Quality Of Life)向上への貢献を目的としています。

文科省の医療向けVR教育プログラムに採択

文部科学省の「令和2年度専修学校における先端技術利活用実証研究」には、ジョリーグッドの医療向けVR教育プログラムが採択されています。採択されたのは、救急救命士向けと看護師向けのVR教育プログラム。訓練や実習では経験しにくい症例をVRコンテンツ化し、経験を積むことができます。

(参考)株式会社ジョリーグッド プレスリリース


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