グリー株式会社は、子会社のREALITY株式会社を中心としてメタバース事業に参入することを発表しました。今後2~3年で100億円規模の事業投資を行い、グローバル規模で数億人以上のユーザーを目指します。
すでにグリーではREALITY社を通じてスマートフォン向けバーチャルライブ配信アプリ「REALITY」を63の国と地域に展開、数百万人にアバターを介したコミュニケーション体験を提供しています。
アバター同士でコミュニケーションできる機能をアプリ内にて限定公開
メタバース事業の第一歩として、8種類のバーチャル空間の中で自由に歩き回り、アバター同士でコミュニケーションをとることができる機能を「REALITY」にて期間限定で公開されます。
REALITY社では「REALITY」が提供してきた体験に加え、仮想空間を自身の手で創造・拡張し、オリジナルアイテムの作成や販売を通じて現実世界の収入を得られるクリエイターエコノミーの実現を目指すとのことです。
国内外で注目が集まる「メタバース」
メタバースは、2003年にローンチされた「セカンドライフ」ブームの際にも話題になりましたが、2021年現在はゲーム制作・プレイプラットフォーム「Roblox」やバトルロイヤルゲーム「Fortnite」等で話題になっています。直近ではフェイスブックがメタバース構築チームを立ち上げるなど、注目を集めています。
(参考)グリー株式会社 プレスリリース