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業界動向 2022.12.21

総額30億円 Robloxでコンテンツを作るクリエイターやIPを支援するプログラムが日本で開始

12月16日、メタバースソリューション事業を展開するGeekOut株式会社は、「GeekOut Creator Incubation Program for Roblox」の運用を開始しました。本プログラムは日本のクリエイターとIPホルダーに対して、Robloxコンテンツの開発及び展開を支援する取り組みです。総額30億円規模の初期開発資金や、技術的サポートが提供されるとのことです。

クリエイターとIPホルダーに特化したRoblox支援を展開

GeekOut株式会社は2022年3月創業のスタートアップ。東京に拠点を構え、メタバースソリューション事業を展開しています。

2022年12月より同社が提供する「GeekOut Creator Incubation Program for Roblox」は、日本のクリエイターとIPホルダー向けのRobloxでのコンテンツ開発・展開を支援するプログラムです。具体的なサポート内容は下記の通り。こちらのフォームよりプログラムへの問い合わせが可能です。

・ 初期開発資金の援助(総額30億円規模の支援を予定)
・プロジェクトに対する助言
・プロジェクトに最適な開発パートナー(Robloxエクスペリエンス開発スタジオ)の紹介

・ GeekOutによるプロジェクトマネジメントサービスの提供
・ Robloxエクスペリエンスの開発・集客の方法を学ぶことができるスクールの運営(2023年から運営予定)
・ Robloxエクスペリエンス開発における技術的サポート

​「Roblox(ロブロックス)」はプレイヤー自身がゲームを制作したり、他のプレイヤーが作ったゲームを遊べるプラットフォーム。Robloxによると、全世界の日間アクティブユーザー数(DAU)は5,800万人を超え、ユーザー自作のコンテンツ(UGC)は3,200万以上となっています。

またRobloxは12月に「2018年6月から2022年6月までの過去4年間で、日本のDAU年間累計成長率は1,935%を記録している」と明らかにしており、日本でのRoblox人気は盛り上がりを見せています。また日本発のエクスペリエンス(Roblox内ゲーム)も世界中でヒットしており、今後も日本のクリエイターやIPホルダーの活躍の場は広がる見通しです。

(参考)GeekOut株式会社


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