2019年8月7日、サムスンは新型スマートフォン「Galaxy Note 10+」を発表しました。ARアプリと3Dスキャンに対応した深度計測カメラが搭載されます。
「Galaxy Note 10+」は、サムスンのフラッグシップモデルシリーズ「Galaxy Note」の最新機種です。6.3インチディスプレイが搭載された「Galaxy Note 10」と同時に発表されました。
深度計測カメラはARや3Dスキャンに関係
「Galaxy Note 10+」の深度計測カメラは、同スマートフォンにAR関連の複数の新機能を導入します。深度計測カメラは3Dスキャナーとして機能し、ユーザーは、撮影した物体を3Dレンダリングする形でスキャン、gif動画へと変換できます。
深度計測カメラはまた、「Galaxy Note」シリーズに付属するスタイラスペン「S-Pen」を使用するARドローイングにも活用されます。同スマートフォンに実装される6軸センサーが機能することにより、現実の世界へのARドローイングが、純正のカメラアプリから行えます。
今回の「Galaxy Note 10」シリーズのリリースについて、サムスンのCEO,
DJ Koh氏は以下のようにコメントしています。
「Galaxy Note」シリーズは初期の段階から、最高のテクノロジーと各要素が導入されることが意図されてきました。「Galaxy Note10」は、生産性や創造性をよりハイレベルに高めるためにスマートフォンを使用する現在のNoteシリーズファンの皆さまのために、このコンセプトを再構築したものです。
スマホのAR機能強化が続く
2019年8月現在、各社から発表される新型スマートフォンは、「Galaxy Note 10」を含めてARに関連する機構が充実する傾向にあります。先日発表されたGoogleの新型「Pixel 4」は、ディスプレイに触れず操作可能となり、ARへの応用も期待できる「Soliレーダー」が搭載されることが告知されました。 アップルも、次期iPhoneに深度センサーを搭載することが噂されています。
この流れが大きなトレンドとなるのか、今後のスマートフォンメーカー各社の動向に注目が集まります。
https://www.youtube.com/watch?v=CYA_XAMfRfo
(参考)Next Reality