フェイスブック、さらにVRゲームスタジオを買収「Lone Echo」のレディアットドーン

6月22日、フェイスブック（Oculus）はVRゲーム「Lone Echo」などで知られるゲームスタジオ、Ready At Dawn（レディアットドーン）を買収したことを発表しました。

Ready At Dawnは2003年に創設されたスタジオ。「Lone Echo」のほかに、同作のスピンオフ「Echo VR」や、PlayStation 4向けの非VR作品「The Order:1886」を手掛けたことでも知られています。

最近は「Lone Echo」の続編「 Lone Echo II 」の開発を進めていましたが、様々な事情によって相次ぐ延期が発表されていました。同スタジオは今後も「Lone Echo II 」の開発を継続していくと思われます。

「経験豊富なデベロッパーにして、VRのパイオニア」と評価

今回のスタジオ買収について、フェイスブックのVR&AR;部門のVP、Andrew Bosworth氏は、Twitterで以下のようにコメントしています。

Ready At Dawnは、経験豊富なゲームデベロッパーであり、これまでに複数のプラットフォームに対して作品をリリースしてきた、VRパイオニアです。彼らがフェイスブックに加わり、高品質なVRコンテンツを作り上げる手助けをしてくれることを、喜ばしく思っています。

フェイスブックはVRゲームに本腰

フェイスブックは、2019年中旬から、VRゲーム関連の買収や提携を活発化させています。同年7月には大手ゲーム企業Ubisoftとの提携が報じられました。続く11月には人気リズムゲーム「Beat Saber（ビートセイバー）」の開発元Beat Gamesを、12月にはクラウドゲーミングを手がけるPlayGigaをそれぞれ買収。2020年2月にも大作VRゲーム「Asgard Wrath」を開発したSanzaru Gamesを買収しています。