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業界動向 2022.02.07

超音波触覚デバイス「Emerge Home」発表、グローブ無しでの触覚体験

Emergeは、超音波を活用してバーチャル空間内中の手に触覚フィードバックを与える「Emerge Home」を発表しました。併せて複数の戦略的投資家から1,300万ドル(約15億円)を調達したことも告知。出資には「League of Legends」「VALORANT」などで知られるRiot Gamesの共同創設者Marc Merrill氏や、大手配信プラットフォームTwitchの共同創設者Kevin Lin氏などが参加しています。

超音波を使った空中触覚フィードバックデバイス

Emergeが発表した「Emerge Home」は、「Emerge Wave-1」 「Emerge Home social virtual experience」そして専用のモバイルアプリという3点で構成されています。

同社によれば「Emerge Wave-1」が手を“コントローラー化させる”デバイスであり、超音波を使用してバーチャル空間での手を使ったインタラクションを可能にします。Ultraleapの空中触覚フィードバックデバイス「STRATOS」などに近いものであると予想され、米メディアVentureBeatは、デバイスの上方3フィート(約90cm)に「インタラクション・フィールド」を作り出す仕組みであると説明しています。

「Emerge Home」と「Emerge Wave-1」は、2022年2月にKickStarterで一般公開が行われる予定。価格は500ドル(約57,000円)に設定される見通しです。

(参考)Emerge, VentureBeat


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