フィンランドのスタートアップDispelixは、1,000万ユーロ(約13.1億円)の資金調達を行いました。同社はARグラスの要素技術である「ウェーブガイド」技術を手がけています。
世界最薄・最軽量
Dispelixはウェーブガイド技術を手掛け、ARグラス等に用いるディスプレイを開発しています。特徴は「世界最薄(厚さ0.3mm)、最軽量」を謳うそのコンパクトさ。「一日中かけていても負担にならない、日常使いのARグラスを実現する」とし、さらに視野についても、遮るものなく現実が見えるとのこと。
今回の資金調達のうち、500万ユーロはFlashpoint Venture Debt Fundが出資、残る500万ユーロの出資者は非公開となっています。Dispelixは資金を活用し、フルカラーのレーザービームスキャン(Laser Beam Scanning)投影技術の開発や、各国へのカスタマーサポート展開を進めます。
普段使いのARグラスに向けて
ウェーブガイド技術を手掛ける企業の動向は、こちらの記事でも取り上げています。
(参考)Tech.eu