アップルが、新型ARグラスの開発をValveと共同で行っているという噂が浮上しました。Valveは、世界最大規模のゲーム配信プラットフォーム・Steamを運営している企業。2019年6月にはPC向けのハイエンドVRヘッドセット「Valve Index」を発売し、注目を集めました。
超巨大ゲームプラットフォーマーと共同開発の噂、台湾メディアが報じる
今回のアップルとValveの共同開発の噂は、台湾系メディアのDigiTimesが報じました。同メディアは、2019年7月にサプライチェーン経由の情報として、ARヘッドセットの開発中断と担当チームの解散を伝えたメディアです。
アップルとValveの共同開発の詳細の詳細は不明ですが、ValveにはHTCとVRヘッドセット「HTC VIVE」の共同開発を行った過去があります。米メディアNext Realityはそれを踏まえた上で、「(仮に情報が事実であった場合)、両社の提携は納得できるパートナーシップである」と解説しています。
DigiTimesはまた、台湾のODMメーカー、PegatronとQuanta Computerが新型ARグラスに関連する事業に参加すると報じています。なお、両社の取り組みの詳細については明らかになっていません。
アップルの新型ARグラスについて:開発は進行中か
アップルの新型ARグラスは、2017年頃から同社が開発中と報じられています。以前よりアップルはAR関連の求人を積極的に行っているほか、同分野のデバイス関連特許も多く出願しており、開発は目下進行中であると考えられます。
(参考)Next Reality