米国ワシントン州において、退役軍人を対象としたデータセンター技術者育成に、VRトレーニングが活用されています。
このVRトレーニングは、サーバートラブルや点検の場面をVRでシミュレーションし、実際に業務を始める前に労働環境を体験できるというもの。トラブルに直面した際の対処方法を学ぶことが可能です。
今回のVRトレーニングは、教育・研修関連のVRシステムやコンテンツの開発を行う株式会社エドガと、トレノケート株式会社の米国ワシントン州にあるグループ企業によるもの。退役軍人をはじめする、アメリカ国内のデータセンター保守・管理のための技術者として就業する人を対象にしたVRトレーニングコンテンツです。
様々な分野で導入が進むVRトレーニング
現実で起こりうる状況を再現できるVRは、従業員の教育訓練や危険シミュレーションなどで利用されています。これまでに、100万人以上の従業員を雇用する小売大手のウォルマートや訪日観光客への接客マナー研修にて利用されています。また、医療向け研修やテロ対策にも用いられるなど、様々な分野での導入が進んでいます。
(参考)株式会社エドガ プレスリリース