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メタバース最新動向 2021.12.01

世界中からメタバース関連の話題をお届け メタバース通信 vol.12

AR/VR業界のみならず、さまざまな業界を巻き込んで話題の「メタバース(metaverse)」。「メタバース通信」では、メタバースに関する世界中の最新情報をキャッチアップ。人々の新たなコミュニケーションや経済の場になるであろうメタバースを形作る、さまざまな情報をコンパクトにまとめてお伝えします。

目次(vol.12)

1. サザビーズ、NFTチャリティオークションを開催
2. ブロックチェーンゲーム内の土地が2.6億円で落札される
3. The Sandboxでバーチャルヨットが7,400万円で落札
4. ARアプリ開発のJadu、著名人コラボを含むNFTホバーボードを販売
5. 韓国ネイバー、メタバースプラットフォーム「ARCVERSE」を発表

サザビーズ、NFTチャリティオークションを開催


(画像元:Sotheby’s Metaverse)

オークション大手のサザビーズは、11月30日までNFTチャリティオークション「Gifted: The 140 Collection」を開催しました。同オークションはサザビーズが今年10月にローンチしたNFTマーケットプレイス「Sotheby’s Metaverse」で実施。チャリティオークションの収益は、非営利の公衆衛生支援団体Sostentoにすべて寄付されるとのことです。

(参考)COINTELEGRAPHSotheby’s Metaverse

ブロックチェーンゲーム内の土地が2.6億円で落札される


(画像元:Axie Infinity)

ブロックチェーンゲーム「Axie Infinity」において、ゲーム内の土地が230万ドル(約2億6,000万円)で落札されました。Axie Infinityの公式Twitterが11月25日のツイートで明らかにしています。Axie InfinityはベトナムのSky Mavis社が手がける、2018年にリリースされたブロックチェーンゲーム。WindowsやMacのほか、AndroidやiOSにも対応しています。

(参考)Markets Insider

The Sandboxでバーチャルヨットが7,400万円で落札


(画像元:Republic Realm公式Twitterアカウント)

ブロックチェーンゲーム「The Sandbox」において、65万ドル(約7,400万円)のバーチャルヨットが落札されたと、香港に本社を置くWebメディアHYPEBEASTが報じています。落札されたのはThe Sandbox内で利用できるバーチャルヨット「Metaflower Super Mega Yacht」で、船上に2つのヘリポート、船内にはDJブースや2つのホットタブなどを備える豪華巨大ヨットです。65万ドルという価格はThe Sandboxで落札されたNFTアイテムとしては過去最高額とのことです。

(参考)HYPEBEAST

ARアプリ開発のJadu、著名人コラボを含むNFTホバーボードを販売


(画像元:Jadu)

ARアプリ開発を手がけるJaduは11月24日、NFTホバーボードの販売を発表しました。Jaduは過去にARパフォーマンスアプリ「Jadu」をリリースしていますが、現在はARゲーム「The Mirrorverse」を開発中。今回販売されるNFTホバーボードはThe Mirrorverseで利用できるほか、NFTコレクションとして売買の対象にもなります。また、今回のNFTホバーボードの中には、F1レーサーのルイス・ハミルトンや、ラッパーのスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)らとのコラボデザインも含まれるとのことです。

(参考)ForbesJadu

韓国ネイバー、メタバースプラットフォーム「ARCVERSE」を発表


(画像元:NAVER)

韓国ネイバーは11月24日から26日にかけて開催された同社の年次開発者会議「DEVIEW2021」において、メタバースプラットフォーム「ARCVERSE」を発表しました。同プラットフォームは、AI・ロボティクス・自動運転・クラウド・デジタルツインなど、ネイバーの研究技術を取り込んだ「メタバース技術のエコシステム」。ネイバーの研究開発部門NAVER LABSのCEO、Seok Sang-ok氏は「ARCVERSEではユーザーがリアルとバーチャル、両方のデータやサービスを同時に利用できる」と述べています。

(参考)The Korea HeraldNAVER


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