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活用事例 2022.09.01

アバターアプリ「ZEPETO」でブルガリが公式ワールドをオープン。若年層とのリレーション構築狙う

8月31日、スマートフォン向け3Dアバターアプリ「ZEPETO」にて、ファッションブランドのブルガリ(BULGARI)が「BULGARI サンセット・イン・済州(チェジュ)島」をオープンしました。この公式ワールドでは、ブルガリブランドをイメージしたポップアップストアやカフェを楽しめます。

ファッションとの相性がいいZEPETO、大手ブランドが多く進出

「ZEPETO(ゼペット)」は、スマートフォンで簡単に3Dアバターを作って遊べるアプリです。登録ユーザーは3億2,000万人以上、月間ユーザー数は約2,000万人、バーチャルファッションアイテムの販売数は25億点以上にも及びます。女性ユーザー率が高いことでも知られ、大手高級ファッションや化粧ブランドとのコラボレーション実績があります。

今回登場した「BULGARI サンセット・イン・済州(チェジュ)島」ワールドでは、ユーザーはカフェでの写真撮影や、ポップストアでの買い物を楽しむことができます。


(筆者撮影。展示に近づくと試着、購入ができる)

またワールド内のクエストをクリアすると、アバターが着用できる「2022年ブルガリリゾートコレクション」と、ブルガリを代表する「ジュエリーアイテム」を受け取れます。


(筆者撮影。なおこれらはクエストクリア特典のアイテムではない)

8月31日には、K-POPアイドルグループBLACKPINKのLISAが、ワールドでバーチャルのライブイベントを開催しました。ZEPETOの公式ツイッターには、ブルガリのファッションアイテムを身につけたLISAのアバターが投稿されています。

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近年、3Dアバターアプリ、あるいはゲームプラットフォームとブランドのコラボ事例が増加しています。いわゆる「Z世代」などの若年層に向けたPR戦略として、今後も事例は続々と登場するものと思われます。

(参考)ZEPETOZEPETO公式Twitterプレスリリース


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