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活用事例 2022.05.19

VR鎮痛アプリ「XR Therapy」が正式リリース。歯科など複数の医療現場で導入開始

2022年5月18日、株式会社xCuraはVR鎮痛アプリ「XR Therapy」を正式リリースしました。VRヘッドセット「VIVE Flow」を活用して患者のリラックスを促します。

VRで患者のリラックスをサポート

「XR Therapy」は、痛みや不安の⼤きい治療や検査にて導入され、VR映像を通じて呼吸の長さ・タイミングをガイドしたり、自律訓練法や漸進的筋弛緩法のナレーションを流したりすることで、治療中の患者のリラクゼーションを促します。既に歯科や医療脱毛、透析、ペインクリニックにて導入が進められているとのこと。本機能は「VIVE Flow」のビジネス向け機能のひとつ「キオスクモード」(デバイス起動中に特定アプリのみ使用できるよう制限するモード)を活用しています。

株式会社xCuraは、「XR Therapy」を「HTC VIVE Flow」ごと納品する形で、6月より順次発送。試用期間も設けられており、2022年中には複数の国での展開が予定されています。

様々な活用進むVR×医療分野

VRを医療分野において活用する事例は枚挙に暇がなく、産業としての大きな成長も期待されています。医療従事者向けのVR手術トレーニングや患者向けのVR遠隔面談・診療サービス、今回の「XR Therapy」のようなリラックス・鎮痛を目的にしたケースなど、その利用は多岐にわたります。

(参考)HTC NIPPON プレスリリース


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