2021年も非常に多くのVTuber関連のニュースがありました。MoguLive編集部では今年の記事の中から話題になったものや強い印象を与えた記事をピックアップ。記事の内容を紹介しつつ、1年を振り返ります。
ブラジルでVTuber雲母ミミが注目の的に
1月、VTuber雲母ミミ（きららみみ）さんがブラジルの視聴者たちの間で話題となり、9日間ほどでYouTubeチャンネル登録者数が約7万人以上増加するという異例の出来事が起きました。ブラジルの人気YoutuberであるGoularuteさんがVTuberに関する紹介動画を発表して以降、にわかに注目度が高まったそうです。MoguLiveでは雲母ミミさん本人にインタビューを実施しています。
名取さな 川崎にあらわる！ リアルなお出かけ動画が話題に
3月、リアルイベント「さなのばくたん。-ていねいなお誕生日会- Powered by mouse」が開催。事前に、川崎の「LA CITTADELLA（ラ チッタデッラ）」を散歩する名取さなさんの動画が公開され、ネット上で大きな話題に。インタビューではライブにかける想いを切々と語っています。
中田敦彦さん、アバター活動を宣言するも断念
3月、お笑い芸人の中田敦彦さんがアバターを活用した動画投稿を宣言。実際にアバターを作成して数本の動画を公開しましたが、その後発言を撤回。「中田敦彦は顔出しに向きすぎていたので引退を撤回することになりました（中略）表情とか演技とか動きとかの芝居自体が、アバターにやらせるのが不可能」と説明していました。その後、この経緯を知った実業家のひろゆきさんが実際にアバターでの配信は可能なのかを実験しています。
ウマ娘 ゴールドシップがPR活動を再開！
4月、人気スマホゲーム「ウマ娘プリティーダービー」のキャラクター、ゴールドシップさんが公式チャンネル「ぱかチューブっ!」で、YouTube活動を本格再開！ 約2年ぶりにVTuber的な企画動画を投稿するようになりました。現在も元気に企画動画を発表しています。
VTuber心音淡雪さんの衝撃放送事故（※フィクションです）
5月、声優の佐倉綾音さんが、VTuberの「心音淡雪」さんとしてデビューし、YouTubeで生配信を実施。しかし、終了後に配信を切り忘れて、そのまま独り言や飲酒をして、寝落ちしてしまう自体に……。しかし、これらはすべてフィクションで、ファンタジア文庫「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」のプロモーションとして制作されたものでした。
宮村優子さんの家にホームステイするVTuberが発見される
5月、VTuber犬山たまきさんが行った生配信に声優の宮村優子さんが出演。VTuber界隈についての話題となると、宮村さんが「ホームステイしているVTuberが（自宅に）いる」と発言。個人VTuberの無頼星れんこさんが急きょ登場しました。普段から宮村優子さんのことは「マミー」と呼んでいるそうです。
プロレスラーが試合中に大空スバルさんの名前を絶叫
6月、新日本プロレスの大会「Road to DOMINION」で、グレート-O-カーン選手が、ホロライブ所属の大空スバルさんの名前を絶叫し、「大空スバル式羊殺し」という技を披露しました。もともとグレート-O-カーン選手は大空スバルさんの大ファン。にじさんじ所属の舞元啓介さんの配信も視聴しているようです。
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イーロン・マスク氏 VTuberが投稿したTwitter動画を「いいね」
6月、実業家のイーロン・マスク氏が、VTuber三珠さくまるさんの投稿したTwitterを「いいね」しました。その内容は、blenderのGIF動画でしたが、なぜイーロン・マスク氏がその動画を「いいね」したのかは不明です。三珠さくまるさんは、「そんなんあるんだ！？」とコメントしています。
にじさんじ黛灰のムービーが新宿アルタで放映
6月、新宿アルタの大型ビジョンで、にじさんじ所属VTuberの黛灰さんの3分映像が放映。現場には数多くの視聴者が集合し、その映像を見届けました。当時の黛灰さんは実質休止状態のままネット上に謎めいた情報を次々と投稿しており、ファンの間でさまざまな考察が行われている最中でした。その後、黛灰さんはファンのアンケートをきっかけにYouTube活動の復帰を決意するに至っています。
ホロライブ所属の桐生ココがVTuberを引退
7月、ホロライブ所属VTuberの桐生ココさんが卒業ライブを実施。多くのファンに別れを告げました。桐生ココさんは、特の言語センスやユニークな企画で人気を獲得していたVTuberで、なかでも早朝に行われたホロライブニュース番組「あさココ」は大きな注目を集めていました。
ヒカキン VTuberデビューを発表
8月、YouTuberのヒカキンさんが、VTuberデビューを発表。動画では「ずっと前からVTuberなりたかったんですよね～」とコメント。葛葉さんと渋谷ハルさんとコラボして、VTuberに関するトークを展開していました。その後もAPEXコラボでVTuberの姿を利用しています。
渋谷ハル 「VTuber最協決定戦 Season3」の運営費用を公開
9月、VTuber渋谷ハルさん主催の人気イベント「VTuber最協決定戦 ver.APEX LEGENDS Season3」の運営費用が公開されました。渋谷ハルさん自身が大会で負担した費用は約300万円で、運用的には赤字とのこと。渋谷ハルさんは赤字であっても今後も大会は継続すると語っています。
声優の椎名へきるがVTuber「碧流（へきる）」としてデビュー
10月、声優の椎名へきるさんが、武道館声優系VTuber「碧流（へきる）」として活動を始動。新番組「異世界転⽣したらしいな、へきる」を放送開始しました。新しいバーチャルの姿が90年代アニメのキャラクターのようであることからネット上で大きな話題となりました。
ホロライブのサンドボックスゲーム「ホロアース」の一部が公開
11月、カバー株式会社がサンドボックスゲーム「ホロアース」の一部を公開。VTuberの白上フブキさんと大神ミオさん、裏方の友人Aさんがテストプレイを行いました。開発プロデューサーU氏によれば「ホロアース」は必要最低限のものが入ったプロトタイプで、普通であればお披露目しない初期のものを、タレントやユーザーの反応を知るために公開したとのこと。今後どのようなメタバースプラットフォームになるのか、期待が高まります。
VTuberキヌが「SANRIO Virtual FES」で披露したVRパフォーマンスに衝撃
12月、サンリオの公式バーチャルイベント「SANRIO Virtual FES」で行われたVTuberキヌさんのパフォーマンスが注目の的に。人を圧倒する数々の演出が行われ、多くのVRChatユーザーが呆然と立ち尽くしました。偶然居合わせた漫画家のつくしあきひと氏もTwitterで「凄すぎて笑っちゃった」とコメントしています。
ホロライブENの公式VRChatワールドが公開！
12月、ホロライブEnglishの公式VRChatワールド「Hololive English Smolverse」が公開されました。このワールドは、9月の活動1周年記念配信で初披露され、その後もコラボ配信などで利用されていました。メンバーのお部屋やライブ会場、イベントルームなどに入場できます。
来年は一体どんなニュースが出てくるのか、MoguLive編集部では引き続きVTuber文化の動向を追っていきます。
