Home » 日本発の3Dアバター向けファイルフォーマット「VRM」コンソーシアムがMetaverse Standards Forumに加盟


業界動向 2022.06.29

日本発の3Dアバター向けファイルフォーマット「VRM」コンソーシアムがMetaverse Standards Forumに加盟

2022年6月28日、一般社団法人VRMコンソーシアムは、メタバースフォーラム「Metaverse Standards Forum」への加盟を発表しました。日本発の3Dアバター向けファイルフォーマット「VRM」のグローバルでの標準規格化を目指します。

3DCGアバターフォーマットのグローバル標準化目指す

Metaverse Standards Forumは、業界企業と標準化団体の間で、「何がメタバースのスタンダードに必要かを見極める」補助を行う組織です。ホストを務めるのはVulkan、OpenGL、OpenXRなど3DCGに関わる業界標準化を主導してきたクロノスグループ。プリンシパル・メンバーとしては、すでにAdobeやEpic Games、Unity、Meta、Microsoft、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)など、多数の企業が参画しています。

今回加盟を明らかにしたVRMコンソーシアムは、3Dアバター向けファイルフォーマット「VRM」の策定・普及を目的とした一般社団法人です。これまでにも世界最大のコンピューターグラフィックスイベント「SIGGRAPH」にて、クロノスグループと共同セッションを実施、連携を図ってきました。VRMコンソーシアムはこの加盟により、「VRM」のグローバルでの標準規格化を目指し、グローバルなメタバースの構築に寄与していくとのこと。

なおMetaverse Standards Forumには、6月23日、一般社団法人Metaverse Japanが加盟を発表しています。

(参考)プレスリリース


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード