Skeb・ポリゴンテーラーコンサルティングの2社は、ソーシャルVRアプリ「VRChat」運営のVRChatとパートナーシップ契約を締結しました。アバターイラストコミュニティや、メタバース経済圏の活性化を目指します。
Skebとは
Skebは、国内外から日本のクリエイターにイラストやボイスを注文(リクエスト)できるサービスです。同社によれば、総登録者数は約290万人、クリエイター登録者数は約15万人、月間取引高約6億円に達しており、取引の35%は海外利用です。
同社によれば、ソーシャルVRアプリ「VRChat」のユーザーには、Skebで自身のアバターを注文する「うちの子リクエスト」という文化が広がっており、関連取引はSkeb全体の13%に達するとのこと。同社は今回のパートナーシップ締結を機に、Skebで注文されたアバターのイラストをVRChat内で展示するアートフレーム開発などを進めるとのことです。
ポリゴンテーラーコンサルティングとは
ポリゴンテーラーコンサルティングは、すべての役職員が「VRChat」で最上位のユーザーレベル「Trusted User」を有するなど、日本のメタバース文化に精通する企業です。アバター、小物、ドレス、空間等の3Dモデルやイラストといったメタバース関連商品を扱う展示即売会「メタフェス」を主催しています。
今回の契約締結により、VRChatを利用検討したい企業へのプラン提案や、クリエイターのイベント開催支援などを行うとしています。
日本企業が続々とパートナーシップ締結
近年、VRChatとのパートナーシップが日本で増えています。2022年以降でVRChatとの契約締結を発表した企業には、有限会社イアリンジャパン、株式会社V、AWS株式会社、株式会社Any Gold Trust(東京かまた不動産)、株式会社往来、株式会社Gugenka、株式会社メタバースクリエイターズなどがあります。
(参考)プレスリリース(1)、プレスリリース(2)