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業界動向 2021.10.25

超高解像度VRのVarjoが新デバイス発表、フェイスブックはメタバース注力をより鮮明に   ー 週間振り返りVR/AR/MRニュース

「週間振り返りVR/AR/MRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VR/AR/MRの最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1.新たなVRヘッドセット「Varjo Aero」登場 5.8Kで視線追跡つき、価格は約22万円で一般販売も(10.21)
2. フェイスブックが社名変更か SNSからメタバース企業へ(10.20)、フェイスブック、欧州で1万人雇用へ メタバース関連の人員増強(10.20)
3.スイス発リハビリVR、MindMazeが約143億円の資金調達(10.20)
4.オブジェクトに合わせて変形するVRコントローラー マイクロソフトが試作(10.19)
5.ビデオ会議とVR会議、ユーザーの行動はどう変わる?研究成果が公表(10.20)

新たなVRヘッドセット「Varjo Aero」登場 5.8Kで視線追跡つき、価格は約22万円で一般販売も(10.21)

超高解像度VR/ARヘッドセットを手がけるVarjo(ヴァルヨ)は、PC接続型の新VRヘッドセット「Varjo Aero」を発表しました。両眼での解像度はおよそ5.8K、レンズ中心部分では35PPDと非常に高い解像度を持ちます。アイトラッキングや自動での物理的なIPD調整機能、可変解像度レンズ等を搭載。価格は単体で1990ドル(約22.7万円)、出荷は2021年末を予定しています。

フェイスブックが社名変更か SNSからメタバース企業へ(10.20)、フェイスブック、欧州で1万人雇用へ メタバース関連の人員増強(10.20)

フェイスブックが「SNSからメタバース企業へ舵を切る」との見方が強まっています。すでに公式ブログでは、メタバース関連の新規雇用を、EU圏だけでも1万人規模で行う計画が明らかにされています。また海外メディア等の報道によれば、2021年10月28日開催の「Facebook Connect」における社名変更の可能性も推測されています。

スイス発リハビリVR、MindMazeが約143億円の資金調達(10.20)

リハビリ用のVRソフトウェアを開発するMindMazeが、1億2,500万ドル(約143億円)の資金を調達しました。同社の評価額は、15億ドル(約1,713億円)以上と推定されています。今回の資金は患者の臨床試験に活用される見通しです。

オブジェクトに合わせて変形するVRコントローラー マイクロソフトが試作(10.19)

マイクロソフトの研究部門Microsoft Researchは、ハンドコントローラーのプロトタイプ「X-Rings」のデモ映像を公開しました。センサーとモーターを組み合わせ、VR内の仮想オブジェクトの形状にハンドコントローラーを変化させ、リアルな触覚体験を可能にしています。

ビデオ会議とVR会議、ユーザーの行動はどう変わる?研究成果が公表(10.20)

フェイスブックのVR/AR部門Facebook Reality Labsの研究者らは、210名の被験者をビデオ会議とVR会議の2組に分け、ユーザー行動を分析しました。互いの行動を比較した際、「ビデオ会議では相槌や顔を見る頻度が増え、VR会議は対面コミュニケーションに近い振る舞いをする」と報告しています。

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■もぐラジオ #63
・フェイスブックは「Alphabet」になる?
・Magic Leap 2、Varjo Aero、VIVE Flow……秋のハードウェア発表続く
・Robloxは「チープ」じゃなくなる
・VRトレーニングの大規模導入、再び
・Facebook Connectという名前は「一回きり」なのか?


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