VRコンテンツ制作を手がける株式会社積木製作は、建設現場等、ものづくりに関わる様々な現場で使用できる安全教育ソリューション「安全体感VRトレーニング」の販売を開始しました。
第1弾コンテンツは、「建設現場における仮設足場からの墜落」です。高所作業での危険性、安全帯の重要性を再認識することが目的となっています。
VRデバイスはルームスケールで自由に歩きまわることができるHTC Viveが採用され、体験者は実際にVR空間内で自分の手足を認識しながら歩くことで、よりリアルな体験が可能になっているとのこと。
本製品では、現実では体験することが難しい「建設現場における仮設足場からの墜落」の他、挟まれ、火傷等の労働災害がラインナップされ、VR体験によって安全意識の向上を目標としています。
同社は今後コンテンツを追加や、簡易に安全教育を受けることができるスマートフォンアプリを開発も予定しているとのことです。
なお、以前紹介した「VRで研修は変わる?企業向けVR教育に関する調査結果が公開」で行われたアンケートによると、約60%の企業がVRを教育研修に導入したい、導入を検討したいと答えており、企業側が教育研修にVRを導入する期待を読み取ることができます。
(参考)