5月13日、イギリス・ウェールズ政府観光局は独自のバーチャル空間を公開しました。ユーザーへ観光情報の提供を行い、観光客の誘致を目指します。メタバースプラットフォーム「Spatial」上にて公開されており、スマートフォンやPCのWebブラウザ、およびMeta Questシリーズからアクセスできます。
(画像: ウェールズ政府観光局)
観光誘致見込むメタバース、地元企業が開発担当
ウェールズ政府観光局が公開したバーチャル空間では、同国の城や円形劇場を再現。実際にウェールズを訪れる際の旅行プランを、ゲーム的な「クエスト」要素を通じて体験できます。また、ウェールズ政府観光局によるWebサイト同様、複数の宿泊先やイベント情報も掲載されています。
(開発はウェールズのスウォンジーに拠点を有するiCreateが担当した。画像: ウェールズ政府観光局)
ウェールズ観光担当大臣のHannah Blythyn氏は、「ウェールズ・メタバースは、世界中どこからでもアクセスできる形でウェールズを訪れることに興味を持ってもらうために作られました。これはiCreateのような地元企業を世界に紹介する絶好の機会であり、デジタル技術を活用してウェールズの観光産業を促進する素晴らしい方法です」と述べました。
(参考)ウェールズ政府観光局