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活用事例 2017.10.11

『ウルトラマン』初の360度VR作品 釜山国際映画祭で上映

VRは、体験者が作品の世界に入ったかのような体験を味わえ、しばしば映画やアニメといったコンテンツにも取り入れられています。今年で74回目を迎えた世界3大映画祭の1つ「ヴェネツィア国際映画祭」では、バーチャル・リアリティ部門が新設されるなど、VRが映画の見せ方の1つとして浸透しつつあります。

今回、10月12日より韓国にて行われる国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の映画祭「釜山国際映画祭(BIFF)」では、VRに注目した「VRシネマ in BIFF」が開催されます。同イベントに、ウルトラマンシリーズ初となる360度VR作品『ウルトラマンゼロVR』が上映されることが発表されました。

『ウルトラマンゼロVR』の物語は、東京都港区某所のオフィスビルでの会議中、突如、宇宙怪獣エレキングが出現。命からがら非常口の扉を開けると、そこでは巨大怪獣とウルトラマンゼロのバトルが繰り広げられていた…! という内容となっています。視聴時間は約7分ほど。

本作は、日本国内ではVRプラットフォーム「VR THEATER」で体験可能。全国のネットカフェやアミューズメント施設に導入されています。また、ウルトラセブンとウルトラマンゼロの親子が活躍する『ウルトラファイトVR』も体験可能です。導入店舗の一覧は、こちらのページより確認できます。

なお、本作を担当した田口清隆監督とゲストの辻本貴則監督が、作品の見所や制作の裏側についてなどが話されたトークセッションの様子がYouTubeにて公開されています。

なお、釜山国際映画祭には他にも、日本のVRコンテンツとして『天獄処理工場』、『領域』が選出されています。

(参考)
円谷プロダクション ニュース
https://m-78.jp/news/post-4562/


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