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活用事例 2022.04.04

東京都が「デジタルツイン」の実証実験を報告。新たなデータやロードマップ公開

東京都は、「デジタルツイン実現プロジェクト」の実証報告書およびデジタルツインの社会実装に向けたロードマップを公開しました。また、東京都は「東京都デジタルツイン3Dビューア」に、実証成果を含む4つの掲載データを追加したことも明らかにしています。

デジタルツインの社会実装に向けた実証の報告書が公開

東京都は、2021年度中に実施された都内エリアの3D都市モデルや各種地理空間データを活用した実証の報告書を公開しました。「地下空間も含めたリアルタイム人流可視化」、「地下埋設物の3D化による業務改善効果検証」、「スマートフォンを活用した3Dマップ更新検証」の3つの実証について詳細なレポートが公開されています。

デジタルツイン社会実装に向けたロードマップを公開

公開された「デジタルツインの 社会実装に向けたロードマップ」によれば、東京都は2020年度から「デジタルツイン基盤の構築」を推進しており、2023年度からは「デジタルツイン運用・利用拡大」に取り組みを開始、2030年度には「完全なデジタルツインの実現化・高度化」の実現を目指します。

「東京都デジタルツイン3Dビューア」に掲載データが追加

東京都は「東京都デジタルツイン3Dビューア」に新たに4つのデータ「地下埋設物 3Dデータ」、「上野恩賜公園 スマートフォンLiDAR取得データ(点群/メッシュ)」、「警視庁 時間制限駐車区間(パーキング・メーター等)」、「施設系データ集約WG 西新宿・来訪者向けトイレ施設データ」が追加されました。追加されたデータは「データを地図上で見る」から確認できます。


(地下埋設物 3Dデータ)


(警視庁 時間制限駐車区間(パーキング・メーター等)

(参考)プレスリリース


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