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テック 2021.01.04

VR内の慣性や抵抗を体感、ドイツ企業が外骨格デバイスを開発中

ドイツ企業Holotronは、VR向けのトラッキング機能を持つ外骨格「The Holotron」を発表しました。宇宙飛行士訓練やロボットの制御、各種教育への使用を想定しています。

新たな力触覚デバイス、現在はプロトタイプ

「The Holotron」を装着して動くと、その動作がVR内で再現されます。VR内で発生する抵抗や慣性、速度などは外骨格側にフィードバックされ、高い没入感を実現します。現時点では、両足にそれぞれ2つ(膝と臀部)の独立モーターが搭載されていますが、完成版5つのモーターが各脚に実装される予定とのこと。手や腕、背中部分への搭載も構想されています。

現在の「The Holotron」は壁に吊るして設置する形式で、プラットフォームの大部分は木材で構成されています。Holotron社は現在、金属を使用した小型モデルの開発を計画中。床に設置してフロアサスペンションで吊り下げる形式を構想しています。

(参考)Inceptive Mind, Holotron


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