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活用事例 2021.03.05

2021年のSXSWは「VRChat」活用でオンライン開催に

アメリカ・テキサス州で例年実施されている、大規模な複合フェスティバル「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」。2021年の同イベントは、一部VRを活用する形でオンライン開催されることが発表されました。

SXSWは1987年から毎年開催されているイベント。初期は音楽フェスが中心でしたが、2020年現在、見本市や映画祭などを含む、領域横断的かつ大規模な催しに成長しています。

VRChatで開催、複数スタジオと提携してデザイン

SXSWの“VR開催”は、ソーシャルVRアプリ「VRChat」を使用して行われます。PCのほか、Oculus Quest(オキュラス クエスト)などのVRヘッドセットから体験可能。ライブパネルやミートアップなどのイベントが実施されるほか、複数の360度映像や2D映像を楽しめます。バーチャル空間は、XRイベントスタジオの、VRrOOmとSXSWなどと提携してデザインされました。

XRとフィルムプログラマーのBlake Kammerdiener氏は、バーチャル開催について以下のようにコメントしています。

SXSWは、オースティン(テキサスの都市)が輝く空間を、バーチャル世界に素晴らしい方法で作ることを真剣に望んでいました。なので我々は、Louis Cacciuttoloと、彼の企業で「Welcome to The Other Side with Jean-Michel Jarre」などを手掛けたVRrOOm、そしてアーティストのVincent Massonと、オースティンや施設を称える素晴らしいバーチャル空間を作るために協働したのです。

2021年のSXSWは、現地時間2021年3月16日から20日にかけて開催。参加にはチケットが必要です。価格は325ドル(約35,000円)となっています。「VRChat」外で行われるプログラムもあるとのこと。

(参考)The Austin ChronicleSXSW


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