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活用事例 2019.04.23

VRで業務効率化、“VR利用”が大きく増加し接客時間短縮に成功

株式会社スペースリーは、VR制作・編集ソフト「スペースリー」の接客サービス「瞬間接客VR」を株式会社宅都ホールディングスに提供しています。宅都は2019年1月から3月までの2ヶ月間、グループ内の賃貸仲介店舗にてこのVR内覧サービスを使用し、「現地内覧件数が大幅に減り、顧客一組あたりの接客時間が短縮された」ことを公表しました。

客数が増加、VR内覧希望者も多数

今回スペースリーが提供した「瞬間接客VR」は、アプリ不要で市販のVRデバイスを使用して物件を紹介することができる接客システムです。一体型VRヘッドセット「Oculus Go」に対応しています。

宅都の賃貸仲介店舗では、客数が昨年比50%アップ、現地内覧無しのVR内覧からの物件予約は全体の7割という成果になった、とのこと。これに関して宅都は「当日現地にて受験生に配布する冊子や店頭での来店訴求時にもVRでの内覧を大きく打ち出したことにより来店率が向上したことも一つの要因」とコメントしています。

スペースリーは、今回の事例をモデルケースとして不動産分野に浸透させていくことで、不動産分野の情報透明化や効率化、消費者にとってより便利な社会の実現に貢献していく、としています。

「動かせないもの」を手軽に体験する

不動産や建設など、気軽に動かしたりテストしたりといったことが難しい分野では、VRの活用が着々と進みつつあります。VRの不動産業務における活用についての記事は、以下から読むことができます。

(参考)株式会社スペースリー株式会社宅都ホールディングス プレスリリース


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