北欧3か国(デンマーク、スウェーデン、ノルウェー)で、写真共有アプリ「Snapchat(スナップチャット)」の月間アクティブユーザー数(MAU)が900万人に到達しました。
Snapによれば、「Snapchat」は北欧圏の13~24歳の90%に利用されています。ユーザーコミュニティ「Snapchatters」の60%は25歳以上で、1日平均40回アプリを開くとのこと。各国別の月間アクティブユーザー数や、各種ユーザー指標は次の通りです。
(2023年の北欧3か国における利用動態。「月間アクティブユーザー数」以外の数値は、いずれもユーザーコミュニティSnapchattersのもの。Snapのデータをもとに作成)
SnapはARの普及に積極的で、北欧圏でも「Snapchatters」の55%以上がAR(拡張現実)レンズを使用しています。SnapchatのAR投稿機能「レンズ」を使えば、自撮り写真にエフェクトをかけたり、動物などのキャラクターを風景に表示できます。
オーストラリア、北欧、サウジアラビアの若者に浸透
SnapchatはMAU7億5,000万人を超えるアプリです。2023年2Qの決算発表によれば、全世界の日別アクティブユーザー数3億9,700万人のうち、北米圏(1億人)とEU圏(9,400万人)を除く「他の地域」で約2億人に達するなど、欧米圏以外のユーザーが過半数を占めています。
Snapは2021年、「サウジアラビアで若年層の90%以上が使用している」と推計しており、2023年8月にはオーストラリアでMAUが800万人に達したことを発表しました。
(参考)Snap