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AR/スマートグラス 2024.03.08

大谷翔平選手がトレーニング中に着用しているスマートグラス「ENGO 2」とは?

メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手が、スマートグラスを着用してトレーニングを行っていると、サンスポ(サンケイスポーツ)が報じました。それによれば、大谷選手が着用していたのは、フランスのEngo Eyewearの開発したスポーツ用スマートグラス「ENGO 2」です。


「ENGO 2」は、選手の走行距離や速度ペース、心拍数などのデータをレンズの内側にリアルタイムに表示するデバイスです。これにより、トレーニング中に自身の体調の変化に気づいたり、運動量などを数値として確認したりできます。主にランニングやサイクリングなどの有酸素運動で使用できます。

データの取得は、スマートフォンやApple Watchなどとも連携可能。バッテリーの連続使用時間は約12時間で、重さは36g。ジェスチャーコントロールにも対応しており、ディスプレイの前に手をかざすことで、ディスプレイの表示を変更したり、オフにしたりもできます。
防湿や衝撃保護なども備えている点が、スポーツ向きだと言えるでしょう。

そもそも、スマートグラスとは、映像鑑賞やゲーム体験、トレーニング中のデータ確認など、さまざまな用途で利用できるメガネ型のデバイスです。日本では「Xreal」シリーズが広く知られており、中にはAR技術の搭載されたものも登場しています。また、日本未発売ですが、Meta社提供の「Ray-Ban Meta」は対話型AIを搭載したスマートグラスとして、大きな注目を集めています。

今回、大谷翔平選手がスマートグラスを利用したことで、日本のスポーツシーンにも広く知られるデバイスとなっていくかもしれません。

(参考)ENGO Eyewear


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