Meta社は、先日発表された「Meta Horizon OS」“オープン化”の後も、(自社製の)VRヘッドセットの開発や製造を継続することを明言しました。米メディアRoad to VRのインタビューから判明しました。
Meta社は4月23日、Meta Quest向けのOSを「Meta Horizon OS」に改名したことを発表しました。このOSは、Lenovo、Microsoft、ASUSといったパートナー企業に提供されており、すでに各社が独自のVRヘッドセットの開発に取り組んでいることが判明しています。
Meta社の広報担当者は、Road to VRの取材に対して「独自のQuestポートフォリオを通じて、MRデバイスの能力の限界を押し広げ続けます」とコメント。また、現時点では、「Meta Horizon OS」が選ばれたパートナー企業にのみ提供(すべての希望する企業に配布されているわけではない)されていることも明らかにしました。
Meta社が今後、自社製のVRヘッドセットをどのような位置付けで展開する計画なのかは不明ですが、パートナー企業の製品とは重複しない機能を搭載してリリースする、といった方針が考えられます。今後のMeta社の動きに注目しておく必要がありそうです。
(参考)Road to VR
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