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サムスン、MRヘッドセット「Odyssey」後継機種発売か

サムスンが、新しいヘッドセットのFCC認証のために申請を行っていることが明らかになりました。「Samsung HMD Odyssey+」という名のデバイスで、一般販売に向けた手続きを進めていることが伺えます。

MRヘッドセットの後継発売か

サムスンのVRヘッドセットと言えばモバイル向けのGear VRが有名ですが、2017年11月に発売したのが「Samsung Odyssey」です。マイクロソフト社のMRヘッドセットのひとつで、PCに繋いでのVR体験が可能です。2018年8月現在、日本国内では販売されておらず、アメリカや中国などの一部地域向けにのみ販売されています。

FCC認証の取得は、米国で電化製品を一般販売するために必要なプロセスです。連邦通信委員会(FCC)へ提出された書類からは、ヘッドセットの名称が「Odyssey+」であり、モデルナンバーが「XE800ZBA(現行のOdysseyはXE800ZAA)」だと判明しています。このことから、新デバイスがOdysseyの後継モデルと見て間違いないと考えられます。

ディスプレイ仕様、鼻周りの形状が変化

記載された主要スペックは最終版でない可能性はあるものの、現行モデルから大幅に変わっていません。画面解像度は片目当たり1440×1600、視野角は110度です。
しかしディスプレイについては「AMOLED+SFS」と、これまでとは異なる記載がされています。”SFS”の意味するところは不明で、現行デバイスでは使われたことのない略語です。
可能性の1つとして、サムスンは今年「Anti SDE AMOLED(対SDEのAMOLED)」の商標登録を行っており、この技術に関連するディスプレイだという推測もできます。

またその他のスペックに関する記述を見ると、「より広い目のスペース、鼻の部分のスペース、曇り対策」について言及されています。現行のOdysseyと提出されたOdyssey+の図を比較すると、確かに鼻の部分の形状が変化しているようです。


(公開されたOdyssey+(左)と現行のOdyssey(右)、鼻の部分のスペース形状が変化している)

興味深いのは、サポートするプラットフォームについて「Windows MR / Steam VR」と併記している点です。現行モデルはSteamVRについて触れていません。
これは恐らく、公式にはWindows MRヘッドセットがSteamVRに対応していることが背景にあると考えられます。しかし「Odyssey+」がどういった形でSteamVRに対応するかどうかは現時点不明です。

提出書類の一部は、FCCのウェブサイトにて公開されています。内部・外観写真やユーザーマニュアル等は180日間非公開です。サムスンは新たなデバイスについて公表していませんが、販売開始に向けての動きが注目されます。

(参考)Road to VR
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