1億人以上の月間アクティブユーザーを抱えるゲームプラットフォーム「Roblox」。同プラットフォームの開発・運営を手掛けるRoblox社CEO、Dave Baszucki氏は、Robloxを提供する場としてOculus Questプラットフォームが「最適」であるとの見解を示しました。
巨大な「みんなで作って遊べる」プラットフォーム、VRにも対応済
「Roblox」はプレイヤー自身がゲームを制作したり、他のプレイヤーが作ったゲームを遊べるプラットフォーム。ここ数年で大きな成長を遂げており、2020年7月には月間ユーザーが1億5,000万人に達しました。iOSやAndroidなどのスマートフォン、WindowsやMacOSなどのPCからプレイできるほか、「Roblox VR」としてPC向けVRプラットフォーム(SteamVR)にも対応しています。
CEOであるBaszucki氏のOculus Questに対する見解は、Roblox社の2021年第1四半期の収支報告にて語られました。同氏は理想的な将来のプラットフォームとして、「Nintendo Switch、PlayStation、Oculus Quest」と挙げており、「これらすべてのプラットフォームは『Roblox』に完全にマッチする」とコメントしています。
非VRのプラットフォームから定期的に「Roblox」をプレイしているユーザー数に比べ、現時点ではVR版「Roblox」が得られるユーザー数は小規模に留まるものと思われます。他方、「Roblox」の次なる進出先として、Oculus QuestがNintendo SwitchやPlayStationと並んで語られているのは非常に興味深いことです。
(参考)Road to VR
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