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活用事例 2022.12.22

バーチャル伊勢丹が複数のメタバースプラットフォームに展開へ REALITYに期間限定で公開

REALITY株式会社は株式会社三越伊勢丹とコラボし、スマートフォン向けメタバース「REALITY」に「バーチャル伊勢丹」を期間限定で公開すると発表しました。期間は、2022年12月21日から2023年1月18日までの約1ヶ月間です。

スマートフォン用アプリ「REALITY」は、アプリ内でオリジナルアバターの作成からライブ配信まで可能な、コミュニケーションプラットフォームです。それ以外にも、「ワールド」機能でバーチャル空間の中を自由に歩き回り、アバター同士で交流することができます。同アプリは2018年に配信開始され、2021年に配信地域を大きく拡大。2022年8月には、月間ユーザー数の約80%を海外ユーザーが占めていると、データが公表されました。さらに同年10月には、全世界DL数が1,000万に到達したと発表されています。

三越伊勢丹の提供するスマートフォン用アプリ「REV WORLDS」(レヴ ワールズ)も、アバターを使って仮想空間を歩き回ることができるコミュニケーションプラットフォームです。2022年12月現時点では、新宿駅東口の一部エリアや伊勢丹新宿店、東京ドームシティをモデルとしたバーチャル空間が公開されています。バーチャル伊勢丹新宿店では、見つけた商品をそのままオンラインストアで購入することもできます。

現在は、「Victor」のブランドアイコンである犬の「ニッパー」の巨大な像を中心としたエリアが公開中。また、ワールド全体も現実の伊勢丹のキャンペーンと連動して、クリスマス仕様になっています。

今回、REALITY上で公開された「バーチャル伊勢丹」は、三越伊勢丹から提供された「仮想伊勢丹新宿店」のCGデータを使用しているとのこと。空間内には現実の百貨店のようにショーウィンドーが多数設置されています。ショーウィンドーでは、REALITYにて今冬開催のイベントや、REV WORLDSにて開催中のクリスマスキャンペーンの告知を行っているほか、アバターでショーウィンドーの中に入って、マネキンごっこのような楽しみ方もできます。

本コラボは期間限定。REALITY上のバーチャル伊勢丹は、本日から2023年1月18日までの公開となっております。

(参考)プレスリリース


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