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開発 2021.10.11

HoloLens 2で大規模データセットをストリーミング エピックゲームズがサンプルを公開

ゲームエンジン「Unreal Engine」を提供するEpic Gamesは、大規模データセットを使用し、HoloLens 2向けに3D地理空間ビジュアライゼーションを作成するサンプルプロジェクト「Project Anywhere XR」を公開しました。

本サンプルプロジェクトは、Unreal Engine 4とHoloLens 2向けにリリースされています(ダウンロード)。開発者向けのドキュメントも用意されています。

大規模3D地理空間データセットのストリーミング表示

Epic Games は、2020年末にPC、モバイルデバイス向けの「Project Anywhere」を発表していました。

「Project Anywhere XR」ではHoloLens 2に対応。シーンに没入して豊富なインタラクションが可能となります。

本サンプルは、マイクロソフトのMR開発ツール「Mixed Reality Toolkit for Unreal (MRTK)」と、大規模な3D地理空間データセットをストリーミング表示できるライブラリ「Cesium for Unreal 」を使用し、現実空間の机や床上に3D タイルとして世界各地の高精細な3D地理空間をストリーミング表示することが可能。興味のある領域の選択、好きな場所へのテレポート、宇宙から地表の詳細な建物表示まで自由に移動することができます。


(参考)UnrealEngine公式ブログ


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