2018年に韓国の平昌にて開催される冬季オリンピックの試合中継を、没入型のVRヘッドセットで視聴可能になるとのことです。これは、10月3日、サンフランシスコにてマイクロソフトが展開するWindows Mixed Realityに関するイベントにて明らかになりました。
インテルは今年6月に国際オリンピック委員会(IOC)とスポンサー契約を結んでおり、2024年までオリンピックの世界公式パートナーであることを発表しています。同社はオリンピックの試合中継において同社の最新技術を提供する予定で、高速通信規格5Gやドローン、VR映像配信技術『True VR』を用いた試合中継を行う予定です。
VR映像配信技術『True VR』とは
『True VR』は立体映像のライブ配信を可能にする技術で、多数のレンズを備えた特殊なカメラを用いてスポーツの試合映像などをライブ配信することができます。Digital Trendsによると、インテルは2018年冬季オリンピックから『True VR』を活用する予定で、同大会の16の競技のライブ配信を行います。
また同社によると、冬季五輪のVR中継は、10月17日よりAcerやDELL、HPなどから発売されるWindows MRヘッドセットでも視聴が可能になるとのこと。各メーカーのデバイスは米国内外で先行予約を開始しており、デバイスの価格や特徴は以下の記事にて確認できます。
(参考)
Road to VR / Intel to Bring 2018 Olympic Winter Games Experience to Windows Mixed Reality(英語)
https://www.roadtovr.com/intel-bring-2018-olympic-winter-games-experience-windows-mixed-reality/
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