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活用事例 2021.03.28

VRでリモートでの社内コミュニケーションを促進 Oculus Quest 2を全社員に支給する会社現る

新型コロナウイルスの影響でリモートワークが続く中、VRを活用した社内コミュニケーションの実証実験が開始されました。この取組を行ったのは株式会社ヌーラボ。一体型VRデバイス「Oculus Quest 2」を全社員100名以上に支給し、社員同士のコミュニケーションの促進を目指します。

ヌーラボはプロジェクト管理ツール「Backlog」などの開発・提供を行う企業。同社は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年2月より全社員の勤務体系をリモートワークに移行しました。リモートワークに移行後、業務の進行には問題が生じなかったが、直接顔を合わす機会が減ったことにより、雑談やアイデア発散の場が少なくなったという課題が生まれたとのことです。

そこで今回、同社は社内コミュニケーションの活性化を目的にQuest 2を全社員100名以上に支給。アバターを用いた雑談やVRゲームなどを介して社員同士のコミュニケーションを促進します。公開されたスクリーンショットでは、VRコラボレーションツールの「Spatial」が例示されています。ヌーラボでは今後、VRを用いたコミュニケーションの活用方法についても模索するとのことです。

VRオフィスなどVR活用でコミュニケーション活性化

昨今、バーチャル空間にオフィスを再現し、アバターを通してオフィスにいるかようにコミュニケーションできる「VRオフィス」ツールが登場。社内コミュニケーションにVRを導入する事例が徐々に増えています。

(参考)株式会社ヌーラボ プレスリリース


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