航空事業関連の訓練を手掛けるルフトハンザ・アビエーション・トレーニングは、XRを使ったシミュレーターを導入します。Varjo(ヴァルヨ)製の超高解像度ヘッドセットを活用、操縦士の訓練を行います。
コックピットと外界を再現
このフライトシミュレーターは、スイスのBrunner Elektronik製の「NovaSimMR」です。“極めてリアルなトレーニング環境とフライト体験を、適切な価格で実現すること”を目指して設計されており、ソフトウェアは航空機トレーニングのFlightSafety International社と、Varjoが開発に協力しています。
体験者はVarjoのVR/ARヘッドセット「XR-3」を装着し、シミュレーターを操作します。リアルに再現されたコックピット・機体の外に広がる360度の景色共にデバイスを通して確認しながら操作訓練を行える、というものです。
「バーチャルがリアルに見える唯一のデバイス」
VarjoのXR-3は、70PPD(Pixel Per Degree、視野角1度当たりの解像度)という”人の眼レベル”の解像度を誇り、視野角は115度。Brunner Elektronik社によれば、「バーチャルなオブジェクトがリアルなものに見える唯一のデバイス」ということです。この高解像度、そしてARとVRを簡単に切り替えられる機能を活かし、現実のようなフライト訓練を提供していきます。
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