NECネッツエスアイ株式会社と株式会社Synamonは、VRを活用したバーチャルオフィスの共同実証を開始します。SynamonのVRサービス「NEUTRANS BIZ」を使用し、新しいワークスタイルの確率を目指した検証を行います。
NECネッツエスアイはNECグループでネットワークソリューション事業を展開する企業。「NEUTRANS BIZ」は、Synamonが開発・提供に取り組んでいます。「NEUTRANS BIZ」は、VR空間に複数人が同時に接続し、物体や空間のデータを共有しながらコミュニケーションできるサービスです。
今回の共同実証では、NECネッツエスアイの日本橋イノベーションベース(東京)の一部オフィスを「NEUTRANS BIZ」でバーチャル化。社員は自宅からアバターでバーチャルオフィスに出勤が可能になります。本実証には三井不動産も参加し、リアルとバーチャルのオフィスそれぞれの機能検証や検討を行います。NECネッツエスアイと三井不動産は、同ビルにてローカル5Gの共同実証を実施中です。
既にバーチャルオフィス導入企業も
新型コロナウイルスの影響を受け、テレワークの標準化が徐々に進みつつあります。そうした中、遠隔地にいながら同じ空間で作業やコミュニケーションが取れるバーチャルオフィスも選択肢の1つとして考えられています。直近では、電気機器メーカーのコニカミノルタジャパンがバーチャルオフィスを導入するといった事例が生まれています。