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【PCレビュー】持ち運べるMSIの軽量VR対応ノートPC『GS43VR 7RE-005JP』

良質なVR体験をするためには高いスペックのPCが必要になりますが、具体的にどのようなPCを購入すればいいのかと言った意見も多く聞かれます。VR向けゲーミングノートPCとしては、

・VRゲームを実際に動かして見た時にどの程度の性能なのか
・Oculus Touchを使用する際にセンサーを2個接続する用のUSB3.0ポートは足りているのか
・外出先等でのデモを想定した場合に持ち運べる重さなのか
・Oculus RiftやHTC Viveを接続する際にHDMIとUSB3.0が隣り合っているか

といった点が注目ポイントになります。

今回取り上げるのは、MSIのゲーミングPC GSシリーズの「GS43VR」。CPUはi7-6700HQを、GPUはGTX1060を搭載したモデルになります。

スペックは以下の通りです。

OS Windows 10 Home 64ビット
CPU インテル Core i7-7700HQプロセッサー
グラフィックス GeForce GTX 1060 6GB
モニター 14インチフルHD(1920×1080)液晶
メモリ DDR4-2400 16GB
SSD 128GB M.2 Nvme 接続
HDD 1TB 7200rpm
光学ドライブ 非搭載
チップセット インテルHM170チップセット
電源 180W(ACアダプタ)
外部インターフェイス HDMI×1,MiniDisplayPort×1,USB3.0(TypeA)×2,USB3.1(TypeC)×1,マイク入力×1,ヘッドフォン出力×1
重量 1.8kg(バッテリー含む)
価格 219,800円(税込)



14インチフルHD液晶を搭載し、本体サイズは幅34.5cm×奥行き24.5cm×厚さ21.8cm~22.8cmで重量1.8kgとなっています。


左側から見た図です。LANポート、電源、USB3.0(TypeA)、SDカードスロット、マイク入力、ヘッドフォン出力となっています。


右側から見た図です。USB3.1(TypeC)、USB3.0(TypeA)、HDMIとなっています。


背面はminiDisplayPortのみとなっています。


付属のACアダプターはHTC Viveのハンドコントローラーと比較した際に一回り小さいサイズです。

ベンチマークテスト

ベンチマークテストは「Mogura VR PCベンチ1.0」にもとづいて行います。使用したNVIDIAグラフィックドライバのバージョンは「378.49」です。

通常設定は、VRコンテンツをほぼ中レベルの設定で楽しめる基準に、ハイエンド設定はグラフィック等を非常に綺麗にしてVRコンテンツを最大限楽しめる基準になります。

Mogura VR PCベンチ1.0」の詳細は紹介記事にてまとめています。

『VR Mark』


通常設定(Orange room)ではVRレディの標準である5000を1200ほど上回る「6259」という数値に。


ハイエンド設定(Blue room)では「1312」という結果になりました。

『SteamVR Performance Test』


平均史実度は7、「高い」から「非常に高い」を行き来するような形でVRレディになっています。

『Everest VR』


通常設定では平均62fpsとなり谷底を除く部分などでFPSの落ち込みが見られたもののプレイには支障のない結果に。一方ハイエンド設定では平均45fpsとプレイ時のカクつきが目立つ結果になりました。

『NVIDIA VR Funhouse』

通常設定では平均88FPSとHTC Viveの推奨である90fpsをほぼ維持する結果になりました。ハイエンド設定では液体の流動表現などでfpsの落ち込みが見られ平均49fpsという結果になりました。

『Serious Sam』


通常設定では平均89fpsとプレイに支障のない結果に。ハイエンド設定ではプレイヤーの近くで敵が爆発した場合などでfpsに落ち込みが見られ平均49fpsという結果になりました。

『Arizona Sunshine』

通常設定では平均83fpsとHTC Viveの90fpsは多少下回るもののプレイには支障のない結果に。ハイエンド設定では平均25fpsとカクつきが目立つ結果になりました。

『The Climb』

通常設定では平均88fpsとプレイに支障のない結果に。ハイエンド設定では平均22fpsとカクつきが多く見られる結果となりました。

『The Unspoken』

通常設定では平均90fps、ハイエンド設定は平均84fpsとどちらの設定でもプレイに支障のない結果になりました。

総評と注意点

ベンチマークテストを見ると通常設定では問題なくプレイできるものが多いですが、GTX1060搭載の本機はハイエンド設定では推奨の90fpsを大きく下回る物が目立つ結果になりました。Oculus Touchの使用に関しては、USB3.0(TypeA)が2つしかないためセンサーを2個接続してプレイしたい場合には別途USBハブが必要になります。本体重量が1.8kgでゲーミングノートPCとしては非常に軽く、リュックやカバンに入れて持ち運ぶことが可能な重さになっています。また、本体右側にUSB3.0(TypeA)とHMDIが隣り合っておりVR機器を使用際に楽に接続することができます。

GS43VR 7RE-005JPは「とりあえずVRを体験してみたい」といった方や「手軽に持ち運べるVR対応のゲーミングノートPCが欲しい」といった方にオススメのPCではないでしょうか。



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