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メタバース最新動向 2021.11.03

世界中からメタバース関連の話題をお届け メタバース通信 vol.1

AR/VR業界のみならず、さまざまな業界を巻き込んで話題の「メタバース(metaverse)」。Mogura VR Newsの新企画「メタバース通信」では、メタバースに関する世界中の最新情報をキャッチアップ。人々の新たなコミュニケーションや経済の場になるであろうメタバースを形作る、さまざまな情報をコンパクトにまとめてお伝えします。

目次(2021/11/3)

1. メタバース「Mars4」、仮想通貨取引所Sushiswapでの取引開始を発表
2. メタバース「Metaverse Thailand」、バーチャル空間内の土地販売を開始
3. 仮想通貨取引所大手Binance、ブロックチェーン向けに10億ドルのファンドを開始
4. ブロックチェーンスタートアップのAcknoLedger、153万ドルの資金調達
5. ブロックチェーン技術のWakatta、自律走行車レースRoboraceと提携

メタバース「Mars4」、仮想通貨取引所Sushiswapでの取引開始を発表

火星を舞台にしたメタバース「Mars4」は10月2日、仮想通貨取引所のひとつであるSushiswapでの取引開始を発表しました。Mars4ではメタバース内での取引に専用の通貨「Mars4ドル」を発行していますが、それをSushiswapで売買できるようになります。Sushiswapは仮想通貨取引所の中でも分散型取引所(Decentralized Exchange、DEX)に分類されています。

(参考)GloveNewswire

メタバース「Metaverse Thailand」、バーチャル空間内の土地販売を開始

現実のタイをモデルにしたメタバース「Metaverse Thailand」は10月16日、メタバース内の土地販売を開始したと発表しました。同メタバース内にある、タイ・バンコク中心部のデジタル不動産を購入することができます。取引は仮想通貨で行われますが、最小ブロックは米ドル換算で3ドル程度から購入可能とのこと。なお、Metaverse Thailandそのものはシンガポールの会社が開発・販売しています。

(参考)ZEX PR Wire

仮想通貨取引所大手Binance、ブロックチェーン向けに10億ドルのファンドを開始

カナダのメディアBNN Bloombergは10月12日、仮想通貨取引所大手のBinanceがブロックチェーン技術の採用促進に向け10億ドル(約1140億円)のファンドを開始したと報じました。Binanceの声明によれば、ファンドの約半分はゲームやVR、ブロックチェーンベースの金融サービスなどに投資予定。残りの半分はビルダープログラムや人材育成などに充てられるとのことです。

(参考)BNN Bloomberg

ブロックチェーンスタートアップのAcknoLedger、153万ドルの資金調達

 

ブロックチェーン技術のスタートアップAcknoLedgerは10月16日、153万ドル(約1億7500万円)の資金調達を実施したと発表しました。AcknoLedgerは2021年4月に設立されたスタートアップで、ブロックチェーンゲームやNFTマーケットプレイスのNFTをインデックスし、コレクターがデジタル資産を取引しやすくする仕組みを構築しています。同社は今回の資金調達を機に、本格的に事業拡大を推進するとしています。

(参考)YourStory

ブロックチェーン技術のWakatta、自律走行車レースRoboraceと提携

AIによる自動運転マシンで争うモータースポーツRoboraceと、ブロックチェーン技術Wakattaのパートナーシップ提携が10月14日に発表されました。Wakattaは、ブロックチェーンを活用したVRプラットフォームSensorium Galaxyを手がけるSensoriumが開発したブロックチェーン技術。両社の提携により、Roboraceに関連するキャラクターやオブジェクトをNFT資産として売買する仕組みなどが導入される見込みです。

(参考)13abcWakatta


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