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業界動向 2023.02.07

Metaverse Japanがメタバース専門シンクタンク設立、国内外の産官学連携強化図る

2月2日、一般社団法人Metaverse Japan(MVJ)は、メタバースシンクタンク「Metaverse Japan Lab」の設立を発表しました。Metaverse Japan Labは、同法人における各種活動(ワーキンググループ等)や、国内外の産官学組織と連携した社会実装や研究活動、知の結集を通じた発信・シンクタンク業務、ルール形成・国際標準策定などを行います。

産官学連携・国外でのプレゼンス向上へ

一般社団法人Metaverse Japanは、2022年3月に設立されたメタバース関連団体です。産官学の垣根を越えて最先端の情報や世界観を広く共有するハブとなることをめざし、現在まで活動を続けています。

Metaverse Japan Labは、「日本から世界へ」「産官学の知が循環するテクノロジーハブ」「MVJ活動の横連携・社会実装推進」をコンセプトに掲げるメタバースシンクタンク。日本発の取り組みやコンセプトをグローバルに発信することでプレゼンスの向上を図るほか、 国際機関・企業との連携、ルール形成・国際標準の策定などをめざします。

Metaverse Japan Labでは、Metaverse JapanにおけるメタバースライフWG、Web3.0メタバースWG、実空間メタバースWGなどの各種ワーキンググループやその他活動との連携を強化し、社会実装を推進する方針です。

加えて、同団体がすでに連携している世界経済フォーラム(World Economic Forum)や、グローバルでのメタバース標準化組織「Metaverse Standard Forum」との連携を加速し、国内外での活動をおこなっていく、としています。


 
Metaverse Japan Labの名誉顧問はカーネギーメロン大学ワイタカー記念全学教授の金出武雄氏、顧問は東京大学大学院教授の江崎浩氏が務める予定で、Lab長については現在明らかにされていませんが、近日中に発表される見込みです。

(参考)プレスリリース


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