Meta(旧Facebook)は、日本時間2022年2月3日に開催された投資家向けのEarnings Callにて、同社の2021年度の業績と今後の展望について説明しました。
その中で、CEOマーク・ザッカーバーグ氏は、一体型VRヘッドセットMeta Quest 2の売上が順調であることに言及。販売台数こそ明かされなかったものの、Meta Quest 2の起動に必要なスマホアプリが2021年のクリスマスにApp Storeで1位になったことを紹介しました。
続いて、今後のハードウェア開発について、「我々は今年後半のハイエンドなVRヘッドセットの発売に向けて動いています」とのこと。
この”ハイエンドなVRヘッドセット”とは、2021年10月にコードネームのみ発表された一体型VRヘッドセット「Project Cambria」(プロジェクト・カンブリア)と考えられます。発表時は、2022年に続報がある、とのことでしたが、2022年内の発売を目指しているようです。
Metaによれば、Project CambriaはMeta Quest 2よりもハイエンドなラインナップのVRヘッドセットであり、後継機ではありません。アイトラッキングや顔のトラッキングによりアバター表現をより豊かにすること、フルカラーで現実を見ることができるためAR機能が強化されること、など明らかになっていことはわずかです。