Magic Leap社のMRデバイス「Magic Leap 2」のコントローラーに、インサイドアウトトラッキング用のカメラと思われるパーツが追加されていることが明らかになりました。
「Magic Leap 2」は、Magic Leap社のMRデバイス「Magic Leap 1」の後継機。2022年3月現在、発売日などは明らかにされていませんが、医療・製造・軍事といった企業パートナー向けの早期アクセスプログラムがスタートしています。
Twitterへの投稿から判明、インサイドアウトトラッキング用か
この事実は、起業家であるピーター・ディアマンディス氏のTwitterでの投稿から明らかになりました。投稿に添付された写真において、ディアマンディス氏はMagic Leap 2本体を装着し、左手に専用コントローラーを持っています。このコントローラーには、前モデルである「Magic Leap 1」には存在しなかった、2基のカメラが確認できます。
Check out the MagiLeap2 AR Headset! Twice the field of View at half of the headset volume. Super brilliant colors. I LOVE IT! A major improvement over alternative options. i’m excited to host the CEO, Peggy Johnson, on my stage at abundant 360 at the end of April. #MagicLeap pic.twitter.com/NCYhypYGnY
— Peter H. Diamandis, MD (@PeterDiamandis) March 4, 2022
現在このカメラがどのような役割を持つかは不明ですが、米メディアRoad to VRは「コントローラー搭載のカメラを使うタイプのインサイドアウトトラッキングが採用されているのではないか」と推測しています。仮にこの推測が正しければ、コントローラーにインサイドアウトトラッキングを搭載した初のXRヘッドセットとなる可能性があります。
なおディアマンディス氏は、4月末に開催されるイベントAbundance 360でMagic LeapのCEO、ペギー・ジョンソン氏をゲストとして招待する予定であるとコメント。本イベントが、Magic Leap 2の新たな情報を発表する場となるかもしれません。
(参考)Road to VR
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