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統計・データ 2019.02.08

VR体験の満足度は「85%」 マクロミルが意識調査を発表

株式会社マクロミルは、15歳から69歳までの生活者を対象にVRに関する意識調査を実施し、その結果を公表しています。全体のおよそ5人に1人はVR体験済みであり、VR体験の満足度は85%と回答したとのこと。

マクロミル社の調査によれば、15歳から69歳全体における「VR」という言葉の認知率は91%で、内訳は「どのようなものか知っていた」が53%、「名前を見聞きした程度」が38%という結果でした。

また、実際の体験率は21%で、“5人に1人がVRを体験済み”という状況とのこと。VR体験内容の内訳は「VR動画視聴(44%)」、「ゲーム機、PC、スマホでのVRゲーム(38%)」、「アミューズメント施設のVRアトラクション(31%)」が上位3つとなりました。

VR体験の満足度は85%、満足の理由は「リアル」「臨場感」

VR体験の満足度は「85%」と高く、満足の理由は“リアル”や“臨場感”といったキーワードが挙げられています。一方、不満の理由は「酔った」という回答が多く見受けられたとのことです。

家庭向けVRデバイス、非所有者の購入意向は30%

家庭向けVRデバイス(ゴーグル・ヘッドセット)の所有率は全体の3%でしたが、所有していない人の内30%が欲しいと回答しています。また、「購入する場合にはいくらまで出せるか?」という質問に対して、「5,000円から10,000円未満」が37%、「10,000円から50,000円未満」が41%と回答。平均の最大予算は19,991円という結果が得られました。

また、サービス・製品購入前にVR体験をした場合、「VR体験をできた方が購入欲が高まるか?」という質問に対して42%が「購入意欲が高まる」と回答されました。

61%が今後VRは「浸透する」、活用分野予想は、“エンタメ、旅行、研修、自動車、宇宙開発、防災”など

「今後VRは浸透すると思うか」の質問では、61%が浸透していくという予想される結果が出ました。VRが活用されると思う分野については、「ゲーム」62%、「アミューズメント施設」58%、「映画」54%という3分野の回答が5割を超えました。

その他、活用分野予想は「旅行・観光(擬似旅行体験など)」「研修(医療や介護、危険作業現場の研修など)」「自動車(試乗、運転練習など)」「宇宙開発(宇宙飛行士訓練など)」「防災(避難訓練、救助訓練、災害体験など)」といった分野でのが挙げられました。

本調査のデータグラフ集はこちらから無料でダウンロードできます。

(参考)株式会社マクロミル プレスリリース


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