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統計・データ 2024.06.17

電通が「ブランドイマーシブタイム」を提唱。メタバースなどのマーケティング効果測定指標に

株式会社電通は、メタバースなどの「3D空間メディア」や「イマーシブ(没入型)メディア」のマーケティング効果測定指標として、「ブランドイマーシブタイム」を提唱しました。電通グループは、今後この「ブランドイマーシブタイム」を基準とした検証・測定、効果的な体験設計などを実施します。


(ブランド好意度とブランドイマーシブタイムの関係をグラフにしたもの。縦軸は「ブランド好意度が上昇したユーザーの割合」、横軸は「ブランドマーシブタイムの長さ」を表している。ブランドイマーシブタイムは、「ユーザーの滞在時間×デバイスの種類による係数」で算出された。 画像: 電通)

最も寄与する「ブースでの滞在時間」をもとに指標作成

電通が提唱する「ブランドイマーシブタイム」は、メタバースなどのマーケティング効果測定指標です。電通の調査によれば、メタバースを通したブランドへの好感度、購買意欲の向上に最も寄与する指標は「ブースでの滞在時間」です。この「ブースでの滞在時間」に対し、「ユーザーの有効視野角を占める割合と、デバイスとの距離」を係数として表現し、計算したものが「ブランドイマーシブタイム」です。

今後、電通はこの「ブランドイマーシブタイム」指標をより精緻化、メタバースやイマーシブコンテンツのマーケティング効果を検証・測定する見通しです。

なお、これらの知見は、2023年に電通が共催した「東京ゲームショウVR 2023」の行動データとアンケート調査データをもとにして得られました。

(参考)電通


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